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身体測定で(8)

 加奈は佐倉先生に促されて、薄いゴム手袋を嵌めた手で聡のおちんちんを握ってやった。
「こうですか?」
「そうそう。しっかり握って」
 手袋越しだが初めて男子のおちんちんを握ってみて加奈はカァ~と顔がさらに熱くなるのを感じた。そして聡も初めて同級生の女子にギュッとおちんちんを握られて頭が混乱してしまった。
「う…うぁ…ぁ~」
 聡はバンザイしたまま足をVの字に大開脚した状態で固定されていた。たくさんの女子に囲まれて何の抵抗もできずに恥ずかしい格好をさせられて情けない。必死の抵抗にも拘わらずだ。女子に抑えつけられた上に無理やり勃起させられて、おちんちんの長さまで測定された。さらに小さいと評価されて男としてはこれ以上無い屈辱だった。
「こんな状況でも男子っておちんちん勃っちゃうんだね~」「見てよこの顔。ちょっと嬉しそうじゃない?」「こんなことされてホントは嬉しいんだー」
 隣のクラスの女子にもたっぷりと痴態を見られてしまってもう誰とも顔を合わせられない。
「梅原さん、こうやって手をしこしこ動かすの」
 佐倉先生が補助する形で加奈の手が上下に動いた。
「わ…わ…わぁ」
 おちんちんの形がおもしろいように動く。皮被りの状態から一気に亀頭が露出し、またすぐに皮を被る。上下に動かす度に聡は「あっあぁっ」と声を出すのだった。加奈はそれが段々おもしろくなった。初めは恥ずかしかったが自分が裸じゃないのだからそれほど恥ずかしがる道理もない。加奈は佐倉先生の補助なしでも聡のおちんちんを積極的にしこしこと扱いた。それは段々と早く荒くなっていった。
「あーぅ… やぁーあぁ…」
 聡は思わず女の子みたいな声を出してしまった。周りの女子たちはそれに反応してクスクスと笑う。
「情けない声だしちゃって。女の子みたいっ」「恥ずかしくないのかな?」「もう抵抗しなくなってるから。嬉しいんだよ。きっと」
 聡は好き勝手に言われて悔しいと思ったが、初めての快感に思考がまばらになってされるがままになってしまう。
「こうやってしこしこ扱いてると、もうすぐにぴゅって射精するからね」
「そんなに飛ぶんですか?」
 加奈はこんなに小さなおちんちんでは大して飛ばないだろうと思った。
「若いからわからないよ。50cm離れたところにこの検尿コップ置いて」
「はぁい」
 柳がそれを受け取って言われたとおり聡から少し離れた場所にちょこんと置いた。聡はその検尿コップを見て腹が立った。そんなものの中に射精するだって? バカにするのも大概にしろ!と言いたかったのだが言葉にならなかった。
「聡くん。うまくあの中に出すのよ?解った?」
 聡はイヤイヤするように首を振ったが、誰にも解ってもらえない。
「よぉーし。早く出しな!」
 加奈は楽しくなってきた。手の動きを早める。
「ぅ…あー!! あー!!」
「それそれ!」
「いぃー!! あーぃ!!」
「それー」
「あぎゃー!!」
「あははっ」
 加奈の手は乱暴に上下した。勃起したおちんちんを気遣うことなく無茶苦茶に扱く。おちんちんを引っこ抜くようにして引き寄せたかと思うと次の瞬間には聡の股間を叩くように打ち付けた。何度もパンッ!パンッ!と打ち付けては乱暴に引き寄せる。先程よりも強く握っていたし濡れてもいない状態だから、当然聡は痛がって泣き叫んだ。
「あぁがぁあっ!」
「それそれー!」
「あがががあぁー!」
 加奈の手が上下する度に金玉袋の方も激しく上下して打ち付けられる。それはとても痛かった。まるで犯されているみたいだ。無遠慮に加奈の手は高速で動く。ドアを激しくノックでもしているようだ。
「いだぁー!!やめっあー!いだだだー」
 聡は女子たちの前で鼻水と涙を零して訴える。だが周りの女子たちの関心は聡がいつ射精するかだけだった。彼女たちは「はやくイケばいいのに」「痛がってるみたいだけど?」「でもまだ勃起してるんだから気持ちいいんでしょ」と楽しそうに感想を言い合っていた。
 柳はもうすぐ射精するのかな、もう終わりなのかな、残念だなと思って目の前でおちんちんを扱かれている聡の姿を目に焼き付けた。男の癖に泣き叫んで情けないなと思う。でも少し可哀想だとも思った。しかしあんなにおちんちんが勃起している。気持ちいいんだろうと結論づけた。
「それ~!」
 落差の激しい扱きに聡の金玉が宙に舞い次の瞬間には加奈の手によって叩かれるようにして股間に打ち付けられる。その度にパァンッ!パァンッ!と体育館に屈辱的な音が反響した。加奈の手の動きが早すぎて金玉が一回打ち付けられる間に加奈の手は2往復している。加奈は汗をかいてきた。本当に男の子を犯しているみたいだと錯覚してくる。
「早くイキな!」
「うぎぁぁー!ぁーぁー!」
 聡はなんとか逃れようと暴れているのだがまったく抜け出せなかった。こんなに男が力を振り絞っているのに同級生の女子たちに寄って集られてはまったく歯が立たない。このままでは本当におちんちんを引っこ抜かれてしまう!聡は恐怖した。
「ふふっ…梅原さん。そんなに乱暴にしたら聡くんも痛いだけよ」
 佐倉先生はやっと指摘した。遅すぎる。ワザとかも知れない。
「そうなんですかー?」
 加奈は薄々解っていたが今初めて気がついたみたいにしれっと佐倉せんせいに顔を向ける。そして少し休憩しようとピタリと手の動きを止めた。
「でもこんなに勃起してますよー」と言いながら加奈は体勢を整えようと座り直した。そのときギュゥッとおちんちんを乱暴に握りしめてしまった。
「へギャァー!!!」
 聡が体育館の外にまで聞こえるぐらい大声で悲鳴を上げたかと思うとその瞬間におちんちんから白い液体がぴゅぴゅぴゅと飛び散った。聡の足がピーンと体育館の天井を向きバンザイしている手の指までピーンと伸びきった。
 何人かの女子が「わぁ」「えっ?」「きゃっ」などと感嘆の声を上げ目を見張った。一番近くにいた加奈のメガネに白い液がかかった。加奈は余所見をして射精の瞬間を見逃してしまった。手の中で何か爆ぜた感があった。なんだろうと思う間もなく加奈の顔にもぴゅぴゅと白い液が飛び散る。
「はがぁ…」
 聡は頭の中が白くなって思考をすべて停止してしまった。射精の瞬間を大勢の女子に見られてしまったとかそんな屈辱も感じる間もない。
 柳の用意した検尿コップの方にもちゃんと飛んでいた。最初に飛び散った数滴が見事に収まったのだ。しかし検尿コップを握る柳の顔や髪にも白い液は飛び散っていた。柳は聡が射精する瞬間をしっかりと見ていた。液が飛んできても目を逸らさず見届けた。聡がもっとも恥ずかしい瞬間を目に焼き付けたのだ。柳はその後も放心する聡の顔をぼぉ~と眺めていた。今度は射精する瞬間の顔もじっくり観察したいと密かに思った。
「え? 何? え?」
 加奈は聡のおちんちんが自分の手の中でビクンッビクンッとなっているのを見た。おちんちんを握る力は緩めずそのままだ。ビクンッとおちんちんが脈動する度に白い液が竿の先っちょから溢れ出てくる。ピュピュと飛ぶことはなかったが、多少の放物線を描いて加奈のスカートや太ももにもたらりと伝う。
「さて射精の飛距離の測定は…もう別にいっか。柳さんの顔にかかっちゃったから正確に測定できないし。あとで聡くんに約50cmて教えてあげればいいよね」
 佐倉先生は聡の頭を撫でながら微笑むのだった。
〈終〉

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コメント

  1. 匿名 より:

    SECRET: 0
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    読了。お疲れ様でした <(_ _)> 

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