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水泳部の合宿で(4)

 夏子がキッとカズを睨みつける。その目は下着を盗んだカズのことを絶対に許さないと雄弁に物語っていた。普段はおっとりとしているのに、こんなに怒りを露わにするところは初めて見たと思う。カズは恐ろしくなって足がすくんでしまった。
「ほら、それも脱げって」
 成実がニヤニヤと腕を組んで発言した。カズは両手で股間を覆ったままだ。ここでパンツを脱ぐ勇気はなかった。
「脱いで、やろうと思ってたことやりなよ。やっていいって言ってんのに何で脱がないの?」
「いや…それは…。ちょ…これで許してください…土下座しますから」
 成実の表情から笑みが消える。はあぁとため息を一つ。夏子に至っては聞く耳を持たないといった表情だった。
「ブ~!ブ~! ぬーげっぬーげっ」
 チーちゃんは一人楽しそうに金髪の髪を揺らしながら手拍子をする。智子だけは暴走する後輩たちを止めようとしているが、オロオロとするばかりで何もできなかった。
「キャプテン、仕方ないので警察呼びましょう」
「あ、うん…。じゃあちょっと電話してくるね…」
 カズは焦った。警察だけは嫌だ。人生設計が狂ってしまう! ここまでやったのだから許してもらえると思っていたが甘かったようだ。
「脱ぎぅっ! あー! 脱ぎますっ!」
 カズは左手でブリーフを下にずらしていった。左手だけで膝まで下ろす。右手は何とかおちんちんを隠していたが、身を隠すものが無くなってかなり恥ずかしい。
「きゃー」
 悲鳴を上げたのは智子だけだった。チーちゃんなどは手を叩いて面白がっている。
「いいぞーいいぞーっ変態さーん。ハハッ」
 カズの手は大きい方だ。一応おちんちんは隠れている筈。脱ぐ際に見られてしまったからも知れない。半分は勃っているのだから覆うのも難しい。足首までブリーフを下ろし、再び両手でおちんちんを隠した。
「あの…これで…」
「次はー?」
 成実が無感動に言い放つ。
「う…でも…」
 女子たちの前で裸を晒して、その上情けないことに泣きそうになってしまった。女子に泣かされるなどあってはならないことなのに!
「見ててやるから早くやれよ。やらないなら110するだけだから。どっちでもいいけど」
 カズは仕方なく右手を使っておちんちんをさすった。上下に撫でるようにだ。左手はその動作を覆い隠すようにガードしている。この上なく恥ずかしい。カズの顔は茹だったように真っ赤だった。
「ふんっ…。やっとシコりだしたよこいつ」
 カズは一定速度でゆっくりとおちんちんをさする。この程度で気持ちいい筈がないのに半勃ちだったおちんちんは先程よりも膨張してきた。
「その左手どけてくれませんか? よく見えないんですけど」
 夏子がつまらなさそうに言った。興味なさそうな表情だ。男がこんなに恥ずかしい思いをしているのに、それを何でもないことのように見ているなんて…。カズは自分の価値がとても低いもののように感じた。
「それにさぁ。男子ってこうやってやるんだろ」
 成実が右手で棒のようなものを握ってそれを上下に動かす仕草をしだした。
「お前の、やり方違くねぇ?」
「いつもやってるようにやりなさいよ」
 夏子も成実に加勢する。
「いや…その…」
「ちゃんと最後までやり切れよ。ぴゅっぴゅって出すところまでさー」
 ケラケラと笑う成実。その後ろで智子が耳まで赤くして顔を背けていた。
「ほら、やらないならケーサツだぜー」
「はい…」
 カズはおずおずと右手で竿を握った。顔を下に向けたまま。左手はグーを握る形で横に退ける。これで女子たちにおちんちんは丸見えになった。
「ぷっ」
「アハハッ。すっげー勃ってる~。智子も見てみなよー」
「よくこんな状況でそんなにできますね…」
 カズは女子たちに囲まれたままおちんちんを扱く。
 上に下に擦って不覚にも気持ちよくなってくる。勃起も最高潮に達してしまったようだ。そして先っちょの方からもガマン汁が溢れでてこようとしていた。
「ほらキャプテンもちゃんと見てあげてくださいよ。こんなに一生懸命シコシコしてますよ?」
「いや…私は…いいから」
 智子がちらちらと横目でカズのことを見ていた。成実は智子の為に横へ移動した。腕を引っ張って智子をカズの前に出す。
「ほらこんなにパンパンですよっ」
「やだっ」
 智子は両手で顔を覆った。カズは堪らずに左手でおちんちんを隠す。
「あっ。お前何隠してんだよ」
「あふっ」
「手退かしてちゃんとキャプテンに見せるんだよ」
「そーだ見せろーぅ!」
 カズは言われるままに手を退かしてみんなによく見えるようにした。おちんちんがいきり立っているところを女子に見られているのに、何故か興奮が持続している。
「うわ見てこれ。先っちょの穴から汁が出てるっ」
「ピンク色だねー」
 夏子は顔を赤くしながらも目は逸らさなかった。
「あっ」
「あふぅぃっ…」
 カズが変な声を上げたかと思うと同時におちんちんの先から白い液がぴゅぴゅぴゅっと飛び出した。飛び散った白い液が智子の太ももやお腹の辺りに掛かった。
「イヤ~!!」

コメント

  1. shippo より:

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    いつもtwitterから拝見させて頂いております。
    こちらから拝見するのは、初めてだったので記念のカキコミ。更新楽しみにしております。
    リンクフリーとあったので、リンクさせて頂いちゃいました!

  2. 山田厨房 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    こんにちは
    見て頂いて、ありがとうございます。
    shippoさんもいいコンセプトのホームページをお持ちですね!
    私もがんばって更新していきたいと思います。
    よろしくお願いします

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