黄色の輪っかがひゅんと勢い良く飛んできた。
輪っかは縦に回転しておちんちんに上手く嵌まらなかった。勢いがついて輪の外側が凶器となり、僕の包み込まれた亀頭にぺんっと当たったのだった。
「いっ…」
輪っかは床にカラカラッと落ちた。
亀頭を指でおはじきされたような痛みが走った。内股になり腰を引いてしまう。僕の肉棒は無様にゆらゆらゆらーんと揺れていた。
「あー。くっそー。入らんかった!」
「きゃはは」
彼女たちはそれでも笑った。おちんちんに輪っかが当たったのがおもしろかったのだろう。
刺激されたのが原因なのか尿道口からじわとガマン汁が溢れ出てくるのだった。
「あっコイツ、ガマン汁垂らしてる!」
「興奮しすぎじゃね」
「も一回やらして! 次は入れるから」
赤い輪っかを持った絵里花が真正面に立つ。
「駄目だよ。次は私ね!」
机から降りた雪流が絵里花の輪っかを取り上げる。短いスカートがめくれてパンツが見えそうだ。僕は目を血走らせて注目した。
うつむき加減の僕の顔が少し上がる。雪流の白い太ももから目が離せなくなってしまった。
「いやっ なんか足見てるっ こわっ!」
「雪流、外すなよっ」
「でもうまく入れると興奮しちゃうよコイツ。ほら見てっ 先っちょから汁がいっぱい。床が汚れてっし!」
「おかしいよね? おちんちんで遊ばれたら男子のプライドってズタズタなんじゃない? こんなに興奮して悦んじゃうなら罰にならないよー」
「いやでも泣いてるじゃん。悔しいみたいだぜ?」
「そんなことないよっ 嬉し泣きだよきっと。あんなにおちんちん反り返ってるし、ガマン汁もだらだら垂れ流しなんだもん。嫌だったら小さくすればいいんだからね」
三人娘は言いたい放題だ。
「写メ撮ってやったら恥ずかしいんじゃね?」
「あイイね。みんなにも見せてやろ」
「じゃ、あたしムービー撮るわ」
雪流が構える。隣で絵里花が動画モードで撮影し始めた。ブルマ姿の綾乃が僕の周りでカシャリン♪カシャリン♪と写真に収める。
「とりゃっ」
雪流が輪っかを投げると、勢い余ったそれは僕の顔に向かってきた。鼻先にコツンと当たって落下する。
しかし奇跡的にスポンと肉棒に嵌った。
「やっりー♪ 入ったー♪」
バンザイして飛び上がる雪流。
「着替えを覗こうとしたやつの末路な。この包茎チビッ」
吐き捨てるように絵里花がムービーを回し続ける。
「きゃはっ おちんちんを輪投げの棒にされて、泣いて悦んでまーす。ボク変態でーす」
綾乃が解説を加える。ムービーを見る女子に向けてのナレーションだろう。
挿れる膣もないのに、女子の前でみっともなくガチガチに勃起した肉棒だ。情けない音を立てながら輪っかが嵌ったのだ。根本にオレンジと赤の輪っかが下げられ、その間抜けな姿はしっかりと記録されるのだった。
コメント