僕の背丈の半分ほどしかない少女たちが神社に集まっていた。
…5、6、7…、8人か。
チビで幼いのから色黒でちょっと大人なのもいる。
ちょうどいい。
グループのリーダー格であるノッコが数を数え始めた。シマシマの白黒スカートに水色のシャツ、ショートカットの活発そうなお嬢さんだ。
「もーいーかーい」
少女たちは方々に散って神社の裏手に回ったり草むらに隠れたりしていた。
「もーいーよー」
潜んでいた僕も「もーいーよー」の声に合わせて「もーいーよー」と裏声を出した。普段から高めの声なのでバレないだろう。歳も近いんだから大丈夫さ(35さい)。
服を脱いで全裸になってみる。
外で裸になるなんて、この上ない開放感だ。
Tシャツに赤いスカートの娘が元気いっぱいに横を走り抜けていった。まだ隠れる場所を探しているようだった。
僕の隣にくればいいのに!
赤いスカートの娘の妹だろうか。ショートパンツの小さな娘が後をついてきた。お姉ちゃんの後ろに隠れる。二人ともツインテールにしていて仲の良さそうな姉妹だ。
神社の裏手には小さなお堂のようなものがあって、そのすぐ横に大きな木がある。彼女たちは木の陰に隠れて「シーッ」と人差し指を口に当てていた。
僕はさっそく勃起しはじめた。
全裸で少女たちの前にいると思うと胸のドキドキが止まらない。見つからないか心配だ。
変態と笑わば笑え!
色黒の活発なノッコが現れた。
訝しんで大きな木の周りをぐるりと回っている。その挙動に合わせて姉妹も息を潜めながら周囲を回った。しかしノッコのほうがお姉さんなので、頭を使って逆に回り始める。誰かいると踏んだのだろう。
「みーっけ!」
「きゃー」
姉妹はタッチされてしまう。
シコシコシコ…
「ん?」
異音に気づいたノッコが振り返った。僕は手を止めて息を潜める。じーっとこちらを見ていた。純粋な少女の目だ。未来に夢を抱き、好奇心に満ちた輝かしい瞳である。
反り返ったおちんちんを見ているのだろうか。いや、見えていないはずだが…。僕のようなドス黒いものを見ていては駄目だ。
「ノッコちゃんどうしたの?」
「なんかいるような…」
「にゃ〜ん…」
「なーんだ猫か〜」
「誰か神社の軒下に隠れてると思ったんだけどなぁ」
尚も納得の行かない様子のノッコ。まだ見続けている。暗闇に目を慣らされたらまずいよ。
おちんちんをスローにシコシコしながら腰を突き出してみた。
「ハァハァ…」
シコシコシコ
「なにかたべてるのかなー?」
3人の少女たちが暗闇をじーっと覗き込んだ。
「どうしたのー?」
他の少女たちも集まってくる。
ワイワイガヤガヤとかくれんぼを中止して軒下に興味津々だ。
「今ここに7人いるから、居ないのはジュンちゃんだけだね」
「ジュンちゃーん出ておいでー」
じーっと少女は暗闇を見続ける。
ジュンちゃんは確か一番小さな娘だ。白いワンピースのオカッパで可愛らしい娘だったな。
シコシコシコ
見つかるかも知れない恐怖に汗が噴き出してきた。いや激しく運動をしているせいかも知れないが…。
「よーし」
行動力のある一人の少女が「あたし見てくるね」と宣言する。軒下を這って進んでいく。
「ハァハァ」
反り返った勃起おちんちんをシコシコ…
少女が進んでいく。
「ぁ!?」
シコシコシコ…
「なに?」
「どうしたのー?」
「見てぇ〜 ほら可愛い〜」
少女が猫を抱いて軒下から現れた。
「にゃー…」
「ハァハァ」
シコシコ…
「誰かいると思ったんだけどな」
「ジュンちゃん捜さなきゃだね」
「ハァハァ」
シコシコ…
少女たちは裏手から立ち去っていった。
僕は追いかけるようにして小さなお堂から出る。
小さいと言っても陽の当たらないところだから、中に入ってしまえば奥は影になって見えにくいのだ。うまく隠れんぼできてよかった。
全裸かくれんぼ成功だ。
「!?」
お堂から出ると少女と目が合った。
小さなオカッパ頭のお人形さんのような可愛らしい娘だよ。
「はぅっ!?」
ぎゅっ
おちんちんを隠そうと握りしめてしまった。
ドピュッ
少女の前に白いものが放物線を描いて落ちていく。
白いワンピースにぴちょっとかかった。
あどけない顔でぽけーッと変なものを見る目で見ていた。上目遣いで、おちんちんの先から飛んでいくモノをじーっと見つめている。
ジュンちゃんはお堂の横か裏にでも隠れていたようだ。見つかってしまった僕はおちんちんを隠そうとして隠しきれなかった。
最後まで隠れていたのは亀頭だけだった。