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お知らせ19.7.13

 ファンティアで本編書いてます。

 FC2ブログは雑文とお知らせメインで、いずれコンテンツも整理していきたいと思います。ブログという形式は小説を読むには適していない気がしているので。


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▼試し読みコーナー

『水泳部の憂鬱(2)』


「ちょれーい!」

 部室の窓を開けて、宮迫は僕の水着を放り投げた。

 追い出し相撲の勝敗はまだ決していないのだ。勝つためには相手を全裸にさせる必要がある。僕はなんとか立ち上がって宮迫の背中に組み付いた。でも水着は投げられた後。もう戻ってこない。それならこちらだって攻撃するしかない。

「お前なぁ、くそっ。先輩のこと舐めやがって!」

 水着を掴んで引き下げてやる。しかし防衛されて途中までしか脱がせない。

「弱い先輩が悪いんじゃないすか?」

 ぷりんっとおちんちんとお尻を露出させてやるが、そこまでだ。

「やめろ! しつけぇ」

 宮迫は先輩を先輩とも思わずバックにヘッドバッドしてくる。

 ばこんっ

 僕は怯んで水着を掴む手を緩めてしまう。そのタイミングを逃さない宮迫は僕と体を入れ替える。

「おらあっ」

「あっ この…っ ヤロ」

 僕は抱え上げられた。すっぽんぽんで抱えられて部室の出口へと向かう。このままでは負けてしまう。僕は暴れて抵抗した。でも宮迫は耐久性も高い。肉厚の身体は僕の蹴りやパンチを物ともしない。力の入らない体勢からの攻撃だから仕方ないが…。


「お出口はこちらでーす」

 部員の一人が部室のドアを開放した。僕はドア掴んで追い出されるのを抵抗する。


 きゃっきゃ うふふ


 部室棟の通路には人気がなかった。だが遠くから女子の声が聞こえてくる。タイミング的に女子水泳部の練習が終わって帰ってくる頃だろうか。まごまごしていたら全裸を見られてしまうぞ。僕は両手両足を使ってドアから出されないように抵抗する。


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