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檻 -ガールスカウトの実態-(1.1)試し読み

檻 -ガールスカウトの実態-

 雲ひとつない青い空が広がっていた。耳を澄ますと穏やかな風の音や川のせせらぎが心地よく聞こえてくる。同時に遠くから少女たちの笑い声も重なって響いてきて、僕は帽子を目深に被った。なんて楽しそうなんだろう。普通の人間だったらこういう状況に心躍るのだろうな。ボーイミーツガール的な夏休みだけの冒険みたいな物語を期待してしまうだろう。

 でも僕は少女たちの喧騒から離れたかった。理由はよく解らないけど、全体的に嫌悪感のようなものは感じていた。それに生粋のインドア派の僕としては夏休みのキャンプなんていうイベントは苦行でしかないのだ。つまりぜんぜん乗り気じゃない。

「はあ……」

 思わずため息が漏れる。

 苛立ちが止められないのだ。せっかくの夏休みにキャンプだって? 友だちが少ない僕にとっては何が楽しいんだかまったく解らない。なんでウチの親は勝手にこんなイベントに申し込んだのだろうか…。どうかしているよ。

 周りはガールスカウトの女子ばっかだし、合同で来てる子ども会の男子の顔ぶれは、僕以外は低学年ばっかだし。本当に楽しくないんだ。僕は自分でも解るくらい最高潮に苛立っていた。

 ミーンミーン

 近くの木でセミが鳴き始める。

 とても暑い…。照りつける夏の太陽が嫌で、僕はずっと落ち着ける日陰を探していた。岩場とか腰掛けられて風が通るような場所だ。ゆっくり漫画本でもゲームでもやろうと思っていた。

 いや…、それは建前で、少女たちだけではなく、一緒に来ているお母さんたちの側もなるべく離れたいというのが本音なんだ。

【本編に続く…】

 この作品は鈴木ケンタさんが小学6年生のときに実際に体験した話です。

 ガールスカウトと子供会の合同キャンプでケンタさんは母親に無理やり参加させられました。ガールスカウトの中には学校で仲のいい女子もいました。他に年頃の男子はいません。

 フェミニズムが浸透した地域のガールスカウトのママさんたちが支配権を持っている状況です。低学年男児たちだけが素っ裸で川遊びをしていました。ケンタさんも男児扱いなので、裸になることを命じられ……。

 小説化するに当たって実際にインタビューをして性的虐待・性的イジメのお話を伺いました。鮮烈で熾烈で過酷なCFNM体験談をchubooが領域展開(妄想展開)をして脚色させていただきました。本作も女性の絵師さん参加で盛り上げて頂けます!

 本編はファンティア会員様限定で全文公開になります。▼こちらから▼

【男子厨房に入ってCFNM】 檻 -ガールスカウトの実態-(1.1) - 男子厨房に入ってCFNM+ (Chuboo)の投稿|ファンティア[Fantia]

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