「それであんたっ」小桜さんが半ばニヤニヤしながら怒鳴ってきた。「今夜には寝静まった女子たちに夜這いをかけてレイプしようと思ったってわけね? 今日一日ずっと動きが怪しかったものっ」
小桜さんの言動はあの女に比べると、まるで助け舟のようにも思えた。
「はいっ。あの… 寝静まった女子たちによばい? をかけてれいぷ? をしようと思いました!」
どんなに不利な証言でも拒否権というものを知らない僕はおばさんたちが作ったシナリオに沿って発言をしてしまう。
彼女たちが満足すればこの地獄が早く終わると信じていたからだろう。
「ぜったい許しませーん!!!」
ビクゥ!
佐々木さんが激怒した。同時に僕はさらに奈落の底へと落とされることが決まった合図だ。
「ひぃ…」
縮み上がって僕は反射的に正座を解いていた。佐々木さんがゆらっと近づいてくる。僕は片手を川の中に付いていて、そのまま立ち上がった。無意識にリンちゃんのパンツだけは濡らさないようにしているところが凄い。
「ぅぅゎっ」
僕は逃れられない地獄でも逃げ出さずにはいられなくなったんだ。幸い背後には誰も居ない。だから僕はみんなに丸出しのお尻を向けて川の中を駆けた。
【本編に続く…】
この作品は鈴木ケンタさんが小学6年生のときに実際に体験した話です。
ガールスカウトと子供会の合同キャンプでケンタさんは母親に無理やり参加させられました。ガールスカウトの中には学校で仲のいい女子もいました。他に年頃の男子はいません。
フェミニズムが浸透した地域のガールスカウトのママさんたちが支配権を持っている状況です。低学年男児たちだけが素っ裸で川遊びをしていました。ケンタさんも男児扱いなので、裸になることを命じられ……。
小説化するに当たって実際にインタビューをして性的虐待・性的イジメのお話を伺いました。鮮烈で熾烈で過酷なCFNM体験談をchubooが領域展開(妄想展開)をして脚色させていただきました。絵師のフジ子さん参加で盛り上げて頂けます!
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※現在新作構想のため休載中です!
※近い内に再始動したいと思っています!
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