「ケンタくんっ。気をつけ! 何を背中丸めてるのよお。駄目でしょう。手は横っ」
「ぅ… ぃやぁ…」
僕はドラム缶風呂に背を向けて、片手をお尻の割れ目に沿わせた。気をつけなんてしたら丸見えじゃないか。
「ちょっとケンタ!」
小桜さんの声だ。タッタッタッと速歩きで近づいてきていきなりペチンっと背中を張り手で叩いてきた。
「いぃっ!?」
じーんと叩かれたところが熱くなる。
「川で洗ってきなさいって言ったでしょ? なんで女子の入浴を覗いてるのっ!?」
「ケンタァ!!」
小桜さんより勢いよく毒親が近づいてきた。
パァンッ
掌底に近い殴打を頬に食らった。
「ぁブッ」
僕はよろけて土の上に倒れ込んだ。
「あんたって子はァ!! 泥棒に覗きに! やりたい放題か!!? こんなに性欲満々になって! 汚らわしい!」
「ちょ、奥さん… っ」
小桜さんが毒親のさらなる追撃を羽交い締めして止めたようだ。頬が痛い…。これ以上の暴力は受け付けられないだろう。助かった。
【本編に続く…】
この作品は鈴木ケンタさんが小学6年生のときに実際に体験した話です。
ガールスカウトと子供会の合同キャンプでケンタさんは母親に無理やり参加させられました。ガールスカウトの中には学校で仲のいい女子もいました。他に年頃の男子はいません。
フェミニズムが浸透した地域のガールスカウトのママさんたちが支配権を持っている状況です。低学年男児たちだけが素っ裸で川遊びをしていました。ケンタさんも男児扱いなので、裸になることを命じられ……。
小説化するに当たって実際にインタビューをして性的虐待・性的イジメのお話を伺いました。鮮烈で熾烈で過酷なCFNM体験談をchubooが領域展開(妄想展開)をして脚色させていただきました。絵師のフジ子さん参加で盛り上げて頂けます!
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※現在新作構想のため休載中です!
※近い内に再始動したいと思っています!
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