「気をつけっ」
「オラ動くな!」
雪流と絵里花は男子生徒の手を股間から退けさせる。前かがみになった彼は露出してしまったおちんちんを見られて恥ずかしそうに唇を噛み締めていた。
「別に隠すほどのもんじゃないじゃん」
絵里花は鼻で笑いながら男子の陰茎をぺしっとはたいた。ぷらんっと象の鼻のように揺れて二人の女子生徒が笑う。
男子は不満や悔しさをにじませた複雑な表情をする。
「理不尽そうな顔してんじゃねーよ! あんたが女子更衣室に入ってきたのが悪いんだろ!」
「そうよっ。なんとか言ってみなよ」
その男子は女子が着替え終わったのを確認して女子更衣室に忍び込んだようだ。次はプールの時間で、授業が始まる直前に彼はスクール水着姿のまま女子更衣室に入っていた。
遅れて着替えに来た絵里花と雪流がコイツを発見したのだった。
「粗末なもん ぶら下げやがって! ちょん切ってやろっか?」
「あははっ いいねー。おちんちんなんて付いてるから無駄に興奮するんだもんね?」
制服姿の絵里花と雪流に見つかった男子は逃げようとして捕まった。扉を背にした彼女たち。部屋の角に追い込まれ逃げ場をなくした彼。
悪さを働きに忍び込んだことが明白であると絵里花と雪流に詰められて、男子生徒は彼女たちの前で水着を下ろすことを強要された。
おちんちんの写メを撮る刑。これで不問にしてくれると言うので彼はそれで許してもらうことにした。
水着をヒザまで下ろして萎えたおちんちんを惜しげもなく見てもらう。
皮を被って縮こまったそれは思春期の男子にとって異性に一番見られたくないものだ。
「はっ… はっ…」
「何よ、犬みたいに」
雪流は軽蔑の眼差しで彼を見る。
さっきまで普通のクラスメイトだった女子たちにおちんちんを見られてしまい、犯罪者として見下されることになった彼は初めて味わう恥辱に息が上がってきてしまった。
次第に勃起し始める。
「やだ、なんか大きくなってきた!」
「興奮してんじゃねーぞコラ!」
絵里花は彼の背後の壁を片手でドンッと突いた。ヤンキーぽい彼女の色香が男子の鼻孔を掠め、ますます勃起してしまう。
にょーんといっちょ前に反り返ったそれは女性に対して「挿入準備が完了しました」と告げていた。挿れる穴もないのにだ。
彼は内股になってモジモジと勃起してしまったおちんちんを隠したい衝動に駆られる。
かちゃっ
「二人ともー プール始まるよ? 早く」
入室してきたのは綾乃。
紺色のスクール水着に身を包まれた彼女。童顔の割に大きな胸やお尻が嫌でも目立った。
「うわっっっ 何!? そいつ!?」
手で口を押さえながら戸を閉めて入ってくる。
「下着ドロだぜ」
絵里花がうつむき加減の男子生徒のアゴをクイッと持ち上げて、綾乃にも顔がよく見えるようにしてやる。犯罪者は顔を晒される運命なのだ。
「許せない! 警察に突き出そ!」
「こいつの写メ撮ってクラスの女子全員に回すから、それで許してやることにしたの」
雪流が綾乃に説明した。
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続き期待。
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ご期待に添えるようにがんばります!