・回旋塔遊戯

Killing ParkⅢ 回旋塔遊戯(3)

「次は何して遊ぶー?」  倉見が愉しそうにグローブジャングルに寄り掛かった。健一はポールを掴んで何とか立ち上がる。 「まだ生ぬるい…」  六実は腕組みして考え始める。これをチャンスと見た健一は真上の隙間を狙う。ポールを足場にしてよじ登った。...
・回旋塔遊戯

Killng ParkⅢ 回旋塔遊戯(2)

それは名前も知らないような遊具だ。ジャングルジムのようでもある。地球儀のような球体のジャングルジムと言えなくもない。正式名称をグローブジャングルという。 「中に入れて」  六実の指示で健一はグローブジャングルの中に押し込められた。牢獄のよう...
・回旋塔遊戯

Killing ParkⅢ 回旋塔遊戯(1)

これが罪の代償なのか? 健一は事ここに至っても罪の認識はなかった。いじめなんてみんなやってることじゃないか。何で俺だけがという気持ちばかりが大きくなる。  学校の帰り道で健一は彼女たちに襲われた。後ろからいきなりハイキックを喰らわされたのだ...
・夕暮れの逆襲

夕暮れの逆襲(8)

「んんんー!」  拓はあまりの痛みに気が変になりそうだった。やめてくれ助けてと声にならない声で叫びまくっていた。 「えぃえぃっ」  史奈の腰が激しく振られている。まるで正常位で挿入されている女の子のように拓は足を広げられて史奈を受け入れてい...
・夕暮れの逆襲

夕暮れの逆襲(7)

史奈は拓の両足を持ち上げる。 「挿入れるよ?」  その予告通りお尻の穴に異物の感触があった。それは徐々に穴を押し広げていく。硬い。拓は反射的にアナルを閉めた。黒い男性器が押し戻される。 「んんんーっ」 「入らないな…」 「あんた力抜きなさい...
・夕暮れの逆襲

夕暮れの逆襲(6)

まじまじと二人の女子にちんちんとお尻を観察された後、いよいよ逆レイプとやらが執行されることになった。 「覚悟はいい? 今から史ちゃんがあんたの処女奪ってあげるからね」 「ぅ…」  言葉にされると女子に押さえつけられて襲われている実感が湧いて...
・夕暮れの逆襲

夕暮れの逆襲(5)

拓は思い切り力を振り絞った。希美を振り落とそうと躍起になる。男の威信にかけてこのまま女性に屈服することは許されないことだと思ったのだ。  油断していた希美だが押さえつけた首と手はしっかりキープした。バランスをとって拓の脱出を阻止する。 「あ...
・夕暮れの逆襲

夕暮れの逆襲(4)

希美に押さえつけられたまま、拓は暴れ疲れて一時休戦した。息を切らせて希美を見上げるしかできなかった。 「史ちゃんの出番だよ」  史奈はカバンの中からカッターナイフとハサミを取り出していた。 「ほんとにやるの?」 「当たり前でしょ。ここまでや...
・夕暮れの逆襲

夕暮れの逆襲(3)

「やめてっ! なにすんだよぉ! 変態!」  マウントを取られた希美は暴れて抵抗した。ビリッとブレザーが悲痛な音を立てる。シャツを掴んで引っ張っる。ブチッとボタンが弾け飛んだ。史奈を抱いたときだってこんなにも乱暴はしなかった。希美がいくら格闘...
・夕暮れの逆襲

夕暮れの逆襲(2)

拓たちは河川敷に降りて橋脚へ向かった。希美は薄いカバンだけ、史奈はカバンとスポーツバッグを持っている。自転車のかごに乗せてあったヤツだ。史奈はいつにも増して物静かに後ろから付いてくる。拓は自分の顔がまともに見られないのだろうと納得していた。...
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