・夕暮れの逆襲

夕暮れの逆襲(1)

拓が河川敷沿いの道を走っていると、橋の手前で同じクラスの二人の女子が手を振っているのが見えた。拓は意外に思った。小さく手を振るのは史奈だ。彼女はしばらく学校を休んでいた。その原因は自分にあるのだが、こんなにも早く彼女が拓の前に現れるとは夢に...
・ブランコ遊戯

Killing Park Ⅱ ブランコ遊戯(4)

人間社会と健一をつなぐ最期の一枚が六実の手の中にあった。布越しに六実の手の感触が伝わってくる。健一のちんちんは少し大きくなり始めた。 「ごめんなさいは?」 「は?」 「弟に謝って?」 「…」  健一はこの期に及んで自分がいじめた相手に謝る気...
・ブランコ遊戯

Killing Park Ⅱ ブランコ遊戯(3)

「ふうっ …疲れた」  六実はブランコを飛び降りる。目の前には健一が居る。 「う、うああっ!」  パンッ!  六実は飛び降りる際に膝を突き出していた。下から突き上げるようにして硬い膝小僧が健一の睾丸にヒットした。 「うぐっ…」  そのまま六...
・ブランコ遊戯

Killing Park Ⅱ ブランコ遊戯(2)

屋外でパンツ一枚だけの恥ずかしい格好にされた健一。彼は腫れた顔をさらに赤くした。 「どうなの? 何とか言いなさいよ」  六実は何も言わない健一に舌打ちをして、掴んでいた髪を離した。その反動で地面に頭を叩きつけられる。  健一は朦朧とする意識...
・ブランコ遊戯

Killing Park Ⅱ ブランコ遊戯(1)

これが罪の代償なのか? 健一は息を切らせて走り続けた。こんな筈じゃなかった。一人で行動しているところを彼女たちに狙われたのだ。いきなり後ろから襲われて殴る蹴るの暴行を受けた。健一は隙を見て何とか抜けだしてきたのだが追いつかれるのも時間の問題...
・妹の足で

妹の足で(3)

何故寛子はこんなにも俺のちんちんを見たいと思うのだろう?  寛子はすぐに体勢を立て直して襲い掛かってくる。俺はまた股間を見られてしまったというショックと妹にやられた屈辱感で動きが鈍った。俺は掛け布団で隠そうと思ったのだが寛子は俺の考えを見ぬ...
・妹の足で

妹の足で(2)

「え~何? 股の間に何か入れてるの…」  妹は朝勃ちしているちんちんを何か勘違いしているのか異物が入っていると思ったらしい。ニヤニヤしながら好奇心丸出しの質問を俺に投げかけてくる。こいつ… 実は知ってて言ってるんじゃないだろうな? とにかく...
・妹の足で

妹の足で(1)

「兄ちゃん、起きてぇ!」  頭上で声が聞こえた。朝っぱらから煩くて敵わない。俺は布団を深くかぶり直した。 「それー」  バッ  かぶり直した筈の布団が盛大に剥がされた。 「何すんだお前」  妹の仕業であることは間違いないだろう。こんなことを...
・スイミングスクールウォーズⅡ

スイミングスクールウォーズⅡ(5)

女子更衣室でならずもの男子のお仕置きが執行されていた。  女子たちは少しずつ功の周りに近付いてくる。その中には既に着替え終えた桃と寧々も居た。彼女たちの顔は心なしか和らいでいるように見えた。功がお尻叩きされることで溜飲を下げることができたの...
・スイミングスクールウォーズⅡ

スイミングスクールウォーズⅡ(4)

なんとか言い訳を。  功は嵌められたのだ。この最大のピンチを切り抜ける上手い言い訳をしなければ。 「これは、ちが…」  パシィン!  功が言い終わらない内に強烈なビンタが飛んできた。女子たちの悲鳴が急速に収まっていく。功は事情を説明しようと...
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