DTR第一夜(7)
豹変。 そう見えただけかも知れない。 大地は床に這いつくばって尻を高く上げている。汚れの目立つ床だ。床を見つめるしかないという事実に戸惑いと屈辱を覚える。 傍から見れば後背位だが、男女が逆だった。 なぜだ。 なぜ、普通に相手をしてくれない? いい雰囲気だったのに。万理という一つ歳下の女子が大地の背後から腰を突き出して激しく責め勃てている。「アハハッ 弱っちいな、大地くん!」黒の下着姿に黒いディルドを装着した万理。「キスでわかったけどあんたヘッタクソよね!」「や、やめ…… ぁっがあっ」 じゅるずぼっと黒いディルドが肛門を押し広げる。痛みで自然に涙が溢れた。「なんだっけ? 4人だっけ? 付き合ってたのって」「ぅぅ…」「4人付き合って童貞こじらせてたってさぁ。それもう付き合ってないから! 一方的にストーカーしてただけなんじゃないのぉ?」「ろ、6人……」「は? 4人も6人も一緒だろ。たったの6人で女性慣れしてます感出してんじゃねーぞっ」 万理は腰を突き出す。そして限界まで引いて、もう一度突き出す。大地のおちんちんは万理の腰の動きに合わせて前後にぶらぶらと惨めに揺れ動いていた。勃起だけして、後は機能不全に陥っている。「ほらっ」 ぱんっ 生尻を突かれるとその度に尻肉が打ち震えて衝撃が広がる。通常なら女子が取る女豹ポーズを男子である自分が取っていることに屈辱を感じた。あべこべだ。女子が棒を使って男子が穴に挿れられるなどあってはならない。「そらっ」 ぱんっ「あぁぁあっ」 にゅるじゅぽっ 無理に押し広げられる肛門。逃れようと匍匐前進をするがすぐに追いつかれて黒いディルドが突き出される。「ぐあっ」 ぐちゅるぅうっ 深く突き刺されて背後に万理が覆いかぶさった。女子とはいえ重い。硬いものが奥に当たっている。前立腺を刺激されているのだ。「ほれほれっ」「んがあああっ」 おちんちんの先からガマン汁が迸(ほとばし)った。ぽとぉおっと垂れ落ちる。相変わらず前後に揺れるだけの金玉袋と硬くなった肉棒。万理とのセックスには無用の長物だ。まったくの役勃たず。「いいざまね、大地くん。最初は別に童貞卒業させてあげてもいいかなって思ったけど、途中からおどおどしてさ、キモかったからそんなんじゃ卒業はまだまだだわな!」「も、もうやめて…」 大地は気力を振り絞って前進した。だが押し潰されて進めない。DTRプログラムは一週間と長いが、それにしたって初日でこんなことをされるなんて。童貞卒業のハードルは果てしなく高い。ルックスさえよければ簡単にクリアできると思っていたのに。 ぱんっぱんっぱんっぱんっ「あぎゃっ」 血が垂れていた。「駄目、逃げるなって。カメラに収まらなくなるだろっ」 ヤンキー気質の万理は馬の手綱を掴むように彼の髪の毛を掴んで動きを制した。そしてずるジュポっと黒肉棒を引き抜く。 大地はチャンスとみて立ち上がった。全裸でも構わない、プレイルームから逃げ出すことが先決だ。「次は正常位な」 だがガクガクと足腰が立たない。髪の毛を掴まれながら足払いされる。「ぎゃっ」 身体をひっくり返されて覆いかぶさってくる。震える足を掴まれた。そして女子が男子にするように、つまり挿れやすいように股を大っぴらにおっ広げるのだ。 恥。 大恥だ。股間を全開にして女子に差し向けていた。「や、や、や、やめ……っ」 ぎんぎんに勃起した情けないおちんちんが行く宛もなくブラブラとさまよった。だが万理の黒光の肉棒は狙いをしっかり定めて収まるべきところへと深く食い込んでいく。「ぎゃああ」 両手を使って万理の身体を押しのけようと必死になった。しかし徐々に覆いかぶさってくる万理はついに全体重を大地に預ける。「男を犯すってちょーオモロイっ。もっと女みたいに泣き叫んだらー?」 万理は押しのけようとしてくる大地の手首を掴んだ。大地の足は身体を折り畳まれるようにされているので万理の腕に抱かれる形になる。掴まれた手首は床に押し付けられて、完全に主導権を奪われた恰好だ。 逆種付けプレス。万理の腰が天空から打ち下ろされた。 ぱんっぱんっぱんっぱんっ「もっと泣き叫んだら? 大地くん。ほらほらっ」 ぱんっぱんっぱんっぱんっ 万理は身を起こしてスマホのカメラを引き寄せた。三脚付きのスマホだ。無様にのたうち回るおちんちんを大写しにして、再び彼の手首を掴んだ。 身を起こした状態で大地が抵抗できない形で逆レイプは続けられる。「こんなじゃ使いもんになんないな。小遣い程度にもなんないし」 DTR第一夜(7) 現在―― 童貞7名、女子7名、死亡者1…