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レッスンの後で(2)

・ピアノレッスンの後で ブログ版

 健次郎が学校の校門で、自分の彼女である眞美の帰りを待っているときだった。ツーシータのスポーツカーが彼の前に停まる。 パワーウィンドウを開けて顔を見せたのは、先日のサロンで一瞬だけ顔を合わせた眞美の姉だ。「時村 良香(よしか)っての。よろしく」 良香は茶色に染まった髪をかきあげた。ぷっくりした唇と大きな目が特徴的だ。小さく光るピアスが大人っぽいと健次郎は思った。「よしかさん。いい名前ですね」「ありがとう」 顔立ちは姉妹というだけあって眞美とよく似ていた。眞美のやつも成長したらこんなに美人になるのだ。 健次郎はなんの躊躇も考えも警戒心もなく車に飛び乗って心をうきうきと躍らせた。「あれ? 家ってこっちの方角でしたっけ?」「…うん…そうね。君、ピアニストなんでしょう? 一度聴いてみたいな」「え、いや、俺大したことないすよ」「謙遜ね。多くの人に期待されてるんでしょ? 私はもうピアノやめちゃったからダメだけど、私、若い才能は好きよ。うふふっ」「そ、そっすかぁ」 健次郎はでれっと鼻の下を伸ばした。 健次郎はふっと目を覚ました。窓の外はカーテンが邪魔しているが夜の帳が下りているようだった。 かちゃっ 手首に違和感があった。胸がすーすーする。「なんだもう起きちゃったか」 良香の声だ。 眞美はどこにいるんだろう? 良香に連れられて入った家には眞美の姿がなかったような…? あれ…そうだ…いつの間に寝てしまったのだろうか? 健次郎はいつでもどこでも寝こけてしまう癖があった。確か、高層マンションにクルマが入っていって…。広いリビングに通されて、眞美の姿がないのは気になったけど、今コンビニにお菓子を買いにいっているのだと良香さんに教えられて、そっかーなんて納得して、テレビゲームで遊んでいて、単調なRPGしかなかったのですぐに眠ってしまった…と思う。「たっぷり悪戯してから起こしてあげようと思ったのに」「え?」 良香の言葉に景色が鮮明になる。 大きなテレビが目の前にあった。自分が座っているのはふっかふかのソファ。四人は並んで座れそうだ。 テーブルの上にはワインとチーズが載っていた。 テレビの横に良香が立っていて、彼女はショートパンツにキャミソールという露出の多い恰好をしていた。 逢ったときと違ってポニーテールで髪をまとめている。 彼女の前にはビデオカメラが三脚にセッティングされていた。 ふっかふかのじゅうたんに柔らかいクッション。 部屋の隅にはピアノが置かれていた。 そして、良香よりも露出の多い恰好をしている自分に気付いた。「わっ!」 かちゃっ 健次郎は自分の乳首が空気に触れていることに驚く。上半身裸だ。「ゆっくり遊ぶつもりだから、まだ寝ててもよかったんだよ?」「えぇっ? 良香さんこれっ えぇっっ?」 かちゃっ 手首の違和感が自分を束縛しているものだと気付いた。身体を起こして後ろ手に回された腕を見る。手錠のようだ。「ちょっちょっこれ?」「心配しなくても大人しくしてれば痛いことしないから。お母さんにも友達の家に泊まってくってメール送っといたから」「ええぇっ?」「君、いい顔でリアクションするんだねえ」 うふふと良香が微笑んだ。「ど、どういう? えーっどうゆこと?」「うーん。昨日、実家に帰ったら悲鳴が聴こえたの。部屋に入ってみたら、君、なんかおちんちん勃たせて演奏してるじゃない?」「んえ?」「おもしろそうだと思って、声かけたのよ」 良香はどっかと健次郎の隣に座って足を組む。テーブルのワイングラスを持ってすっと口に付けた。「今夜は泊まっていきなさいよ」「あー…はい」「意外と素直ね」「あ後で俺、眞美のお見舞いしなきゃ」「ん? あれ? まだ気付いてなかったの? そっか。嘘ついてごめんね。まさか信じてるなんて思ってなくて。眞美は今頃家に居ると思うわ」「えええ!?」「騙されやすいみたいね?」 良香はテーブルの上にあった、目隠しマスクを取って健次郎に装着させた。視界が塞がれる。「あっえっ?」 良香がぐぃぃっと健次郎の乳首をつねった。「あうおいって!」 健次郎は初めて自分が弱い立場にあること気付く。「いやダメです良香さんっ。俺には眞美って恋人が!」「あれ? あんたたち付き合ってんの? だったらなおさら私が品定めしなきゃ」「えぇえ!?」 健次郎は眞美のためにも貞操を守ろうと無理やりソファを立つ。「えい」「うあっ」 両足を抱えられた。揃わされた足でバランスを崩してソファにごろんと転がる。良香がのしかかってくる。かちゃかちゃとベルトを外す音がしていた。「え? いやっ? なにを?」「いい声で鳴きなさいね? 撮影してあげてるからさ」「えっ??」 ずりっとズボンが下ろされる。足首から引き抜かれた。「ぷっ何これ? ブリーフ? 真っ白いじゃん。いくつになったのよ君は? これお母さんに買っても

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