一年戦争で(12)
苦しい戦いだった。 苦しいのは主に僕なんだけど。 ついに敵の大将を討ち取ったのだ。これでこの戦争も集結に向かうだろう。「倉庫連れてくぞ」 ドラゴンはピーチの左足を掴んで引きずりだした。「や、いやんっ。放してっ!」 放心していたピーチはあられもなくめくり上がっていたスカートをサッと戻した。僕とバードがすかさず駆けつけてピーチの両腕を片方ずつ掴む。「放せっ!このおっ」「今までいたぶってくれたお礼はしっかりさせてもらうよ!」 僕はいつになく興奮していた。 ピーチは仰向けでバンザイする格好で、ドラゴンが勢いよく引きずっていくもんだから必然的にピーチの黒いパンツが露出する。「おほっおほほっ」 白鳩が嬉々としてカメラを構えてピーチの股間のあたりを激写しまくっていた。「そいつらも連れてこい。スイカは戦死の証拠だけ撮影して帰らせろっ」 イーグルは笑みを浮かべることなくみんなに指示していた。どんなに有利になっても隙を見せないんだ。 白鳩は言われてスイカの元へ向かう。副級長の癖にまったく動けない奴だな。 男子軍の作戦では、女子の戦死写真を撮りつつも女子軍には捕虜だと嘘を通告するのだ。交渉の材料とするためにね。絶対的に優勢になった今でもそれは変わらない。「なすびとびわも帰っていいぞ」 はじめに連れてきた捕虜二人も既に戦死写真を撮られてる。 今からスイカとメロン、ブルーベリーのパンモロ写真も頂くから、現在女子軍の6人を葬ったことになる。女子軍の認識では殺られたのはピーチだけで他の5人は捕虜だと思っているはずだ。 体育館倉庫を開けて見張りの皇帝ペンギン以外、全員で中に入る。 小窓から採光しているだけの薄暗い空間だ。得点ボードや跳び箱、大縄跳びにフラフープ、マットにバスケットボール。平均台もある。備え付けられたライトを点灯させると暗がりの中にオレンジ色の光が揺れ動いた。「よし、手っ取り早く済ませんるぞ。まずそこの二人の戦死写真だ」「ちょっ… 触るなっ」「ィヤッ!」「脱がせーいっ」 僕らは人形の服を脱がせるようにメロンとブルーベリーの衣服を乱雑に脱がせにかかる。僕はブルーベリーの体に触れて、思った以上に華奢な体つきなんだとわかった。ジャンバーを脱がせてサマーセーターに手をかける。ゴクリと生唾を呑んだ。 そのとき、不用意にバードがブルーベリーの正面に立ってしまった。 バカッ何やってんだと言う前にシュッと鋭いブルーベリーのカミソリのような足が跳ね上がる。スパーン!!「はぅぐぇっっ!?」「ばかっ」 バードはおちんちんを両手で抑えて転げまわった。「ふんっお前らの金玉、全部潰してやる!」「こいつ!!」 僕は倒れたバードを助け起こすようなことはせずに、また見ようともせずにブルーベリーの服をまくりあげていく。「い、ぃやめて!」 ぺったんこの胸が見えた。なだらかな荒野だ。白いスポブラを着けてやがる。そんなもの不要の癖に! スカートのホックを探して引っ張るとタイトスカートはストンとあっけなく落ちる。「おぉっ」「キャー!」 ブルーベリーは今日一の甲高い悲鳴をあげた。 まっ白い地のパンツだ。よく見ると世界的に有名なあのネズミのキャラがあしらってある。「ダッセー!!!」 僕の声に反応して男子たちからは失笑が漏れた。さすがにこの歳でそのパンツはないな、という全員の意見だ。 ブルーベリーの顔は紅潮して耳まで赤く染まっていた。「どうだ! 裸にされた気分は?」「うっさい!! 死ね!!」「死ぬのはお前だあっ!」 僕は調子こいてブルーベリーをからかう。横から白鳩がほふほふっと言いながらデジカメを構えてパシャパシャとフラッシュを焚く。 それにしてもごぼうみたいな細い体だ。股間やお腹の辺りだけミルクみたいに色白。今どき小学生でもこんなパンツ穿かないよっていうキャラクターもののパンツ。 遠慮無く観察だ。観察された分、観察するんだ。今日は女子の体を余すところなく見てやる。 イーグルがメロンに近寄っていって、後ろから両手を抑えているファルコンと一緒に服を脱がせていく。「いやだ! 何すんのよっ 訴えてやる!」 メロンが涙ぐみながら暴れていた。ファルコンの力は侮れないぞ。力のあるメロンが暴れたってファルコンはびくともしない。 淡々とイーグルはメロンのシャツを剥ぎとってやる。驚いたのはブルーベリーと雲泥の差のおっぱいのボリューム。 双房(ふたふさ)のメロンがたわわに実っていた。逃れようとするメロンが体を揺するたびにおっぱいが揺れ動いて僕たちの好奇心を煽った。 スカートも下ろして奪い取る。メロンは淡い黄緑のブラとパンツで揃えていて、ふくよかな身が下着の中に収まりきらずにはみ出していた。「くそっ」「お前は捕虜管理官だったな。これで正式に捕虜解放だ」 イーグルが告げるのを待たずに白鳩はデジカメをパシャパシャやっ…