お漏らしの重罰

お漏らしの重罰

お漏らしの重罰(2.4)試し読み

「こっちにきなさい、Oくん」  手を引っ張られて美奈子先生は僕を後ろ向きにさせた。同時にトイレットペーパーを取りに行った保健委員のMが戻ってきた。 「せんせー。これっ」  Mが差し出した業務用の薄いトイレットペーパーだ。美奈子先生はそれを受け取りしゅるしゅるっと伸ばして何重にも重ねて取った。 「Oくん、こっちにお尻高く上げて」
お漏らしの重罰

お漏らしの重罰(2.3)試し読み

「ちょっと席を立とうか。自分で脱げる? 脱げないなら手伝ってあげるからじっとしてるのよ?」  美奈子先生が僕の手を取って強制的に立たせてしまう。ちょっとでも動くとお尻のべちゃべちゃが気持ち悪くて嫌なんだけど、でも美奈子先生に言われるまま僕は立っていた。 「誰か、掃除用具入れからゴミ袋を持ってきて」
お漏らしの重罰

お漏らしの重罰(2.2)試し読み

「うわ。茶色いの漏れてる…」  晴子が背後から僕の股間の辺りの床を覗いたのか、小さく呟いた。小さな声でも充分に伝達力があって瞬く間に教室中の外に居た生徒たちにまで伝播した。  ざわつき、やがてざわめきが起こって、生徒たちが教室になだれ込み、騒動に発展していった。
お漏らしの重罰

お漏らしの重罰(2.1)試し読み

 ぴよっ  僕は全部排出していた。一滴でも残っていたら腹痛の原因になる。もうこうなったら出してしまったほうがいいからな。だが僕はそこまで計算していたわけではなく、ただただ脱糞の快楽に身を任せただけだ。 「きゃー」 「うげ。臭うわ…」  晴子が悲鳴を上げて、裕美が鼻を押さえていた。  ぴよ〜っ  嗚呼、なんという解放感なんだ…。  僕は自分の限界を超えて狂おしい情熱が外の世界に溢れ出てしまったのだった。 「あふぅ…」
お漏らしの重罰

水泳の授業前にお漏らしをした男子の1日を追体験する小説です。試し読み版【ファンティアで先行公開】

 誰だって糞を漏らすことくらいあるだろう。生きているのだから当たり前だ。  それをネタに笑い者にするなんて僕には理解ができない。最低だ。  この世では弱肉強食こそが真理であり、弱いものがさらに弱いものを叩くという人間の原理もある。なんて浅ましいんだ。人間はもっと高潔な生き物なんじゃないのか? 辛く苦しいこの世をそれでも生きて行かなければならないなんて、僕たちはいったい何を目指しているのだろうか。  これは僕が実際に体験した世にも恥ずかしい物語である。
お漏らしの重罰

お漏らしの重罰(1.6)試し読み

「あ、Eさん。Oが着替えの服を教室に置きたいんだって」  裕美が学級委員の女子に声をかけてくれた。なんか情けないけど代わりに言ってくれて助かった。 「ぇー」
お漏らしの重罰

お漏らしの重罰(1.5)試し読み

 かくなる上は女子が着替え終わるのを待ち伏せして、教室の鍵を締める前に服を置かせてもらうしかない。女子に話しかけるなんてなんか嫌だけどもう四の五の言っていられないからな。  僕は着替えを持って女子と一緒に教室を出た。すぐに10数メートル先のトイレへと駆け込む。 「あれ? O? どこ行くの? 着替えは?」
お漏らしの重罰

お漏らしの重罰(1.4)試し読み

 僕は限界に達していたのだ。だからトイレに行きたい旨を申し出るために立ち上がっていた。と思っていたが実際は机を高速で小刻みに揺らしているだけという奇行をしていたようだ。立ち上がったと思うんだけどなぁ。もちろん気づいていない。 「うぅぅぅぅぅぅぅぅっぅぅりぃぃぃぃっぃぃぃぃぃ…」  超音波のような誰にも聞こえない唸り声がどこからか聞こえてくる…。
お漏らしの重罰

お漏らしの重罰(1.3)試し読み

「ちょ、O? 大丈夫か? 顔色悪くない?」  右隣の席の男子が僕の異変に気づいていた。その声掛けは決して大きくはないが周りの生徒に異変を知らせるのに充分だった。 「え、どうしたの? O」  裕美も左側から覗き込んできた。
お漏らしの重罰

お漏らしの重罰(1.2)試し読み

「そっかわかった、じゃあ」  裕美は聞きたいことを聞いて立ち去る、と言ってもすぐ隣の席にランドセルを下ろして着席した。隣の席なのだ。
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