オナニー

檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(11.2)試し読み

「はい…」  僕は地面に額を付けたまま「ヤヨイちゃん、ツムギちゃん、今日はほんとにごめんなさい」と声を張った。  びくんっ  むくむく 「……」  小桜さんがなぜかしゃがみ込んで僕の股の間をチェックしているみたいだった。 「いいよ」 「ね? うん… いいよ」  二人は速攻で許してくれた
檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(11.1)試し読み

「とりあえずドラム缶風呂、組交代ですよ」東條さんがテキパキと指示を出していた。「チビっ子たちは歯を磨きながらでいいからこっち来て。寝る前にちょっとしたお勉強ですよ。大きい子たちは順番に手際よくお風呂です」  リンちゃんたちを引き連れて東條さんと佐々木さんが移動していった。入れ替わりに小桜さんとチビたちが僕の周りに集まってくる。
檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(10.6)試し読み

「やだよー。いっぱい飛び散ってるー。なんなのコイツ!」  下級生のユカリちゃんからコイツ呼ばわりされてしまう。 「うげ… こっちにも飛んでる。何が出たの!?」  アカネちゃんはどこに逃げていいか解らずその場で足上げの運動を始めた。 「おちんちんから変なの出るの見ちゃった。男子やっぱり怖ぁい」  ガクガクブルブルと震えるのはミキちゃんだ。ヒカルちゃんに抱きついてる。 「お、落ち着いて、みんな。どうしたらいいのっ!?」  ずっとパニクってるのはヒカルちゃん。一番慌ててる感じだな。
檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(10.5)試し読み

「ケンタ、いっぱいチンカスが溜まってるー。毎日ちゃんと洗ってんの??」  マキちゃんが簡単に責められる悪を見つけて調子を取り戻した。楽に正義をやれるので容赦なく責めてくる。 「毛も生えてない包茎男子だもんねー。無理かー。あははっ」  ぐさりと心に包丁が突き刺さった気分だ。
檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(10.4)試し読み

「男子ってこんなふうにオナニーするんだ。よだれ垂れてるじゃん」  上級生のお姉さんたちにもこんな情けない姿を見られちゃった。本当に情けない。タオちゃんは余裕のない表情だが、余裕を見せようと笑ってみせた。タオちゃんにしても初めて見る光景なのだろう。
檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(10.3)試し読み

 ギンギンッ 「あらぁ、こんなに血管が浮いちゃって。ちょっとは逞しく見えるかもぉ」  カヨちゃんはぶりっ子して笑って、くねくねと身体を捩っていろんな角度で僕を見てきた。  びくんっ! 「ゥ」  自分でも完全に興奮して勃起しているのが解った。これは漫画のせいじゃない。衆人環視の中、取り分けリンちゃんに見られていることが大きい。
檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(10.2)試し読み

「まああっ。いやらしい雑誌ねえ。見るからに低俗う」 「ケンタくんに見せていいかチェックしましょう」  雑誌を受け取った東條さんはペリペリとページを捲っていった。 「マッ、いやらしいっ。おっぱいを強調しちゃって」 「ちょっと童顔過ぎない? まだ子どもよ。男どもの性搾取の奴隷にされちゃって。可哀想にい」  佐々木さんと東條さんの会話に興味を持ったのか、ずっと離れて見ていた女子たちが近づいてきた。
檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(10.1)試し読み

「このままじゃ危険だわ。今から私たち女子の安全確保のために、ケンタくん。ここでマスターベーションをしてすっきりしなさあい!」 「ま… ますたー? ぇ…」 「オナニーよ、オナニー」 「!?」  佐々木さんと東條さんが僕の逃げ道を塞いでいる。逃げ出すと思われていたのだろう。足腰がガタガタで逃げる体力はないが、確かに逃げられるものなら逃げたい。  オナニーだなんて、なんでそんなことを女子の見ている前でやらなきゃいけないんだっ。やり方もよく知らないっ。
檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(9.7)試し読み

「鈴木さん、とても辛いお話をありがとうございますねえ」  佐々木さんが僕の肩をギュッと掴んだ。 「もう大丈夫。あたくしたちが付いています。それじゃあ、もうそろそろ消灯のお時間ですからあ、もう皆さん。ドラム缶風呂に入って歯を磨いて寝ますよお」  ……。  やっと地獄が終わるのか…。  佐々木さんの号令でみんなは「えぇもう終わるのぉ」みたいな顔をしている。こんな狂乱がいつまでも続いて堪るかっ。
檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(9.6)試し読み

「布団を剥いでパジャマのズボンを脱がせたらパンツに白く濁った変な臭いのする液体がへばりついてて!」 「うゎ… きもーい」 「お漏らし?」  タオちゃんとサヨリちゃんの声が聞こえた。 「ブリーフが汚れてたからパンツを脱がしたんですっ」 「6年生なのにお漏らし…? 信じらんない」  ミキちゃんが首を捻った。 「アレだよ。ムセーッ」  そんなミキちゃんにアカネちゃんが耳打ちで教えていた。
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