「42.7キロー」
加奈がすまし顔でデジタルの数字を読み上げる。聡のすぐ側で赤いフレームのメガネをくいくいと上げていた。数字を覗き込む加奈の後頭部を見る格好で、聡は加奈の髪の香りを嗅いだ。それだけで何故かおちんちんがピクッと反応した。
「はぁい」
柳が記録用紙とペンを持って傍らに立ち、その数字をさらさらと書き込む。柳は目立たない大人しい生徒だが、笑うと笑窪ができて可愛らしい。
二人とも全裸の同級生の男子が近くにいるというのにまるで平常心のようだ。
「君は年の割には体重軽いのね」
佐倉先生が聡の真正面に立った。白衣にブラウンのスカートがよく似合っている。ピシっとした格好で前に立たれるだけで聡は自分の惨めな姿を恥ずかしく思うのだった。
「ガリガリねぇ。ちゃんと食べてる? 腕も太ももも細いし…」
佐倉先生は聡の身体をジロジロと睨め回す。
「先生、こいつ給食いっつも残すんですよー」
「へぇそうなの? 駄目じゃないの。ちゃんと食べないと大きくなれないよ」
「残さずに食べなよって注意しても、いつも生意気に口答えするんだから」
加奈はここぞとばかりに委員長である自分に従わない聡を非難する。言い返したいところだがこんな格好では何を言っても格好が悪い。
「しょうのない子ね。さ、身体測定続けましょう」
「次は身長ですね」
加奈は無造作に聡の腕を掴む。
「うっ…」
強めに掴まれて強引に体重計から降ろされた。ペタペタと裸足で体育館の床を踏む。おちんちんを隠していた片方の手を取られて引っ張られていく。
「ちょっ…と」
二人の後を追うように柳と佐倉先生がついてきた。加奈は身長計の前まで聡を引っ張ってきて手を離す。聡はすぐに解放された手を股間に持っていく。
「次は身長だよ。ほら、早く乗って」
「あ…下着…。返して…」
「は? 何言ってるか声小さすぎてわかんない」
「だから、体重測り終わったんだから下着返してって」
「あんな伸びきったパンツなんているの? 別にそのままでいいんじゃない?」
聡は尚も食い下がろうとしたが加奈は突くようにして彼を身長計に押し付ける。
「いっ」
「じゃ、測りまーす」
加奈が横規を摘んで乱暴に引き下げた。聡の頭にコツンッと当てる。
「いってっ…」
「聡くん、手は気をつけでしょ」
佐倉先生が横から注意する。
「え~と」
加奈は横でメモリを読もうとしていた。
「身長測るときは気をつけするのっ」
佐倉先生は聡の後ろに回りこんで両手を取り上げる。ぽろんとおちんちんがさらけ出されてしまった。
「うぇ??」
「あーもう!動かないでっ」
聡はおちんちんを隠していた両手を取られて焦った。抵抗したせいで身長がうまく測れない。
「じっとしてなさい」
「大人しく気をつけしてなよ!」
「え、いや…でも…」
「くすくす」
柳が口で手を覆いながら笑いを堪えていた。おちんちんがぷらんぷらんと揺れてその様を見たのか周りからクスクス、ウフフなどと笑い声が聞こえてきた。片付けをしていた隣のクラスの女子たちがいつの間にか周りを取り囲むようにして見ていた。小声で何か語り合ってはあははと笑い出す。
「こら!気をつけ!」
佐倉先生が聡の両腕を力技で強制的に気をつけの形にさせた。同級生の女子の前で全裸で気をつけをする格好の聡。恥ずかしくて堪らなかった。内股になり腰を捻って身体を隠そうとするが何も隠れない。加奈は意に介せずもう一度身長を測る。
「もうっ。ちゃんとまっすぐ立たないと測れない…」
加奈は一度手を離して腰に手を当てる。
「聡くんちゃんと立ちなさい」
「まったく…何が恥ずかしいのか知んないけど、そんなおちんちんなんか誰も気にして見てないよ? 男子と違って女子は男の裸なんか興味ないんだからっ」
「う… でも…」
柳はしっかりと聡のおちんちんを見つめていた。同級生男子の性器を初めて観察するのだ。どんな色をしてどんな形をしているのかをしっかり記憶に留めようとしていた。
「うるさいなぁ、身長ちゃんと測れなくても文句言わないでよ」
聡は顔を赤くしたまま泣きそうになっていた。乱暴にコツンッと横規を当てられる。
「はい、151.1せーんち」
「はぁい」
コメント
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勃起→射精 までいけばいいなー(*´ω`*)
とか毎回思っております☆
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> 勃起→射精 までいけばいいなー(*´ω`*)
> とか毎回思っております☆
ショタ好きさん、こんばんは
山田としては射精する瞬間の表情を観察されると興奮してしまいます。