最悪の事態って奴だ。水着を脱がされて、異性の前でおちんちんを晒しているなんて男として情けない限りだ。僕は両手でおちんちんを隠して女子のように内股になる。海パンを手に持ったまま詩織。彼女は僕の海パンを手に持ったままにや~っと笑う。誇らしげに海パンを掲げて「返して欲しい~?」と悪戯っぽく口を歪めるのだった。
「ていっ!」
「あっぃてっ」
詩織が素早い右のローキックで僕を蹴り上げる。左のふくらはぎあたりを思いっきり蹴りやがった。
「まだ試合中だからね。終わりじゃないよ?」
「くそっ!」
僕は右手でおちんちんを隠した状態を維持して左手を使って立ち上がる。お尻や太ももに砂がたくさん付いていた。詩織よりも先に砂まみれになるとはな。「このっ」と、僕はたぶん赤い顔をして詩織に向かっていった。左手で素早く海パンを掴む。
「あっ」
詩織は僕の華麗で早すぎるスピードについていけないようだ。お互いに海パンを持って綱引きするように奪い合う形となった。
「このっ返せっ」
僕は海パンを脱がされたということはすっぽんぽんなわけで、生まれたままの格好で生まれて初めて全裸で浜辺に立っている。しかも歳下の女子の前でだ。お互いに全裸だとか、自分から望んでだったらいいんだけど、女子に力尽くで脱がされたって言うんだから人生最大の汚点と言っていいだろう。
「くぉの!」
それでも力比べはやはり僕のほうが強く、海パンを自陣に引き寄せるが、しかし詩織はしつこく海パンを握り締めている。
「手を離せっ。こんな試合もう終わり!ビーチプロレス終了!」
詩織は愉しそうに何度も力を入れて海パンを引っ張ってくる。左へ左へと回りこみ、僕の手を振り払おうと上下に揺さぶってくる。詩織の小さなおっぱいも揺れて僕は思わずそっちに目が行ってしまう。
「…詩織! コラ!」
「終わりとか言って油断させようとしてるでしょ? その手には乗りません!」
パチンッ!
「うぅッ!?」
何が起こった?
何が起こったかを認識している隙に海パンから手を離してしまい、それは詩織の手に渡った。左頬がジンジンと痛む。詩織は海パンから右手だけ離して素早く僕の頬を張ったのだ。なんという事だ。僕はいい歳してすっぽんぽんな格好で女子にビンタされたわけだ。傍から見たら格好悪いことこの上ない。詩織は僕から奪った海パンを掲げて「どうだ?」という明るい表情をする。海パンの奪い合いに勝てなかった…。また力で負けたのだ。
この上ない屈辱。沸き上がってくる怒り。
「こっ… このっ! もう許さねえぞっ!」
僕は一気に頭に血が上って詩織に襲いかかる。もう本気だぞ。詩織は緩めた顔を引き締め、すっと身を引いて襲いかかる僕に対してもう一発ビンタを食らわしてやろうという体勢をとった。
どーせ大した攻撃なんかできないだろうと僕は不用意に突っ込む。押し倒して海パンを取り返して…。どう料理してやろうか考えながら僕は左手で詩織の肩を押した。詩織は後退しながら僕のタックルを躱そうとする。そしてバランスを崩す。そこへ軽く足を引っ掛けてやって詩織は尻餅をついて転んだ。
「あんっ」
僕は詩織の上に馬乗りになって左手で海パンを持ってない方の右手を押さえつけた。
詩織は僕の右手が使えない状態だと踏んでいるに違いない。僕は意表をつくように右手で詩織の水着の肩紐を掴む。それを引き下げてやった。急に思いついたのだ。水着を脱がされそうになれば海パンを奪い返す隙も簡単に生まれるだろう。
「ぁっ」
「へへん」
僕は左手も肩紐にスライドさせた。キッと僕を睨んだ。もうちょっとで詩織のちっぱいが露出するぜ!いや、これはあくまで海パンを取り返すための作戦だから!
「あえ?」
それにしても女子の水着って脱がしにくいなと思っていたら突然視界が暗闇に包まれる。そして間髪をいれずにおちんちんに痛みが走った。
「あう?ぅウー!」
これは…何をされて… 握られているようだ。詩織が僕の金玉をギュッと握っている。
「あいっあうー!あやややや!!」
視界が閉ざされたのはどうやら海パンを僕の顔の前に持っていったからのようだ。おちんちんに起こった異変を取り除くために僕は肩紐から手を離した。視界がやっと明るくなった。詩織は右手を僕の股間に伸ばしていて、僕は両手で詩織の腕を掴んでいた。
「あててて!やめろってええ」
「だめっ。女の子に対して水着脱がそうとするなんて最低っ」
「そんな強く握んなって!駄目だって!いたいいい!いたいー!」
みっともなく大声で叫んでいる僕をよそに、詩織は僕の股の間から抜けだしていた。
「大して力入れてないんだけどな」
詩織は僕のおちんちんから手を離して自分の腕に絡みつく僕の手を振り払った。そして立ち上がった詩織は僕を突き倒すように後ろに押し倒してきた。
「えい」
「あがぁっ」
股を開いた状態で倒れてしまった。カエルのような格好で地面にビタンと仰向けに転がった僕。それを上から見下ろす詩織。詩織は僕の海パンを土俵の外に投げ捨てた。
「もう許さないからね!」
僕は投げ捨てられて飛んでいく海パンを目で追った。即席リングの外にはらりと落ちる海パン。これで僕は海パンを取り戻すためには負けるしかなくなった。勝ってからじゃないとリング外に出られないのだ。なんてことをしやがるんだ。こんな状態になっても僕は負けるわけにはいかないんだ。僕の全戦全勝のプライドが許さない。
「お仕置きだから!」
そういって開いた僕の両足をガシっと掴んだ。
「あっ…」
「おちんちん潰れちゃえっ」
僕の両手がおちんちんをカバーするよりも早く詩織の色気のない水着から伸びた白い右足が僕の股間に滑りこむ。
「ああっ!」
ビタッと詩織の足の裏が僕の金玉に張り付く。僕の両手がやっと前線に戻ってきて攻撃されたおちんちんを救出に向かう。詩織の足首を掴んで退かそうと力を込めるが既に詩織の攻撃は始まっていた。
「あああっ!」
世界が揺れ始めた。始めはターゲットのミートポイントを探るようにゆっくり。そして一気に爆ぜるように大揺れがきた。地震かと思ったほどだ。身体全体を覆う振動がー。
「あああああああああああっ!」
「ほらほら!」
詩織のお仕置きとは電気アンマだった。彼女の細い右足が僕の金玉を小刻みに突いてくる足の指先でぷらんぷらんと揺れる竿を押さえつけて動けなくしてきた。あれが僕なら地面に肩を付けられて3カウントで終わっていたところだ。アホなことを言っている場合ではない。僕は全力で両手で防衛させる。少しでも威力を弱める為にベクトルを変えようと試みる。しかし詩織は自陣に引き寄せるようにして僕の両足を引き込んでいた。そして左足でバランスをとりながら右足に体重を乗せるようにしてくる。その結果威力が増しているみたいだ。
「ハガーあああン!!」
「えいっ!潰れろっ潰れろっ。潰れちゃえっ」
本気なのか? 冗談だよな? え、マジなの?
「あああああああいいいいっっ!!」
「こんなおちんちん潰れちゃえーっ」
駄目だ。何をしても防ぎきれない。このままじゃ潰されちゃう。万策尽きた。負けを認めるしかない。僕は詩織の右足をポンポンと叩いた。
「?」
「詩織ぃ駄目ぇ俺負けぇ助けぇ」
いつの間にか僕は目に涙を浮かべていた。鼻水も出てしまっている。女の子に泣かされた上に負けを宣言しなければいけないとは…。
「はうぅ!」
「ほらほらっ!」
尚も振動は続いていた。あれ? 僕はもう一度タップする。参ったと相手に伝える。だが詩織には伝わっていないようだった。
まさか…。
「ほれほれえっ」
「いががががががぁっ」
おちんちんの痛みと共に世界が揺れていた。
コメント
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海やプールでは、やはり男の子は、下半身、海パンだから女の子に簡単に脱がされてしまうんですね!(笑)反面、女の子は、上下繋がっている肩からW固定されている水着だからどうみても男の子でも脱がせないよね!よく小学生の頃、プールで喧嘩で女の子が男の子の海パンを脱がしたりズリおろしたりよくありました。男の子は、悔しいけど女の子の水着は、上下繋がっているし肩からW固定されているから脱がすことが出来ないみたいですね!やはり海やプールでは、男の子より女の子の方が有利なんですね。
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> 海やプールでは、やはり男の子は、下半身、海パンだから女の子に簡単に脱がされてしまうんですね!(笑)反面、女の子は、上下繋がっている肩からW固定されている水着だからどうみても男の子でも脱がせないよね!よく小学生の頃、プールで喧嘩で女の子が男の子の海パンを脱がしたりズリおろしたりよくありました。男の子は、悔しいけど女の子の水着は、上下繋がっているし肩からW固定されているから脱がすことが出来ないみたいですね!やはり海やプールでは、男の子より女の子の方が有利なんですね。
実際にスク水を無理やり脱がそうとしたことは、さすがにないんですが、てまどいそうですね。男子の海パンはひもを縛り忘れると簡単に脱げちゃいます。
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こいつは悪評高い荒らしのチョンです。相手にしないほうがいいですよ。