・ビーチレスリングで

・ビーチレスリングで

ビーチレスリングで(3)

ふっと振動が収まった。詩織の砂の着いた素足が僕の金玉を圧迫してからどれくらい時間が経ったのだろう。僕が何度タップをし続けても詩織は試合を、いや攻撃をやめなかった。タップの意味を知らないのだ。僕が大声で「負けました!参りました!」と叫ばなかっ...
・ビーチレスリングで

ビーチレスリングで(2)

最悪の事態って奴だ。水着を脱がされて、異性の前でおちんちんを晒しているなんて男として情けない限りだ。僕は両手でおちんちんを隠して女子のように内股になる。海パンを手に持ったまま詩織。彼女は僕の海パンを手に持ったままにや~っと笑う。誇らしげに海...
・ビーチレスリングで

ビーチレスリングで(1)

僕は10代最後の夏を田舎で過ごすことにした。海の家のアルバイトをしないかと幼馴染の詩織に誘われたからだ。大学受験に盛大に失敗した僕には夏を海で過ごすなんて資格はないのかも知れないが、もともと緊張感のない僕は何とかなるだろうと考えていた。そん...
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