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肝試しで(4) 〜イケメンなのにビビってお漏らししちゃった〜

「んでお前 いくつ? 力抜けよ!」

「ぁ、ちょっと… やめてくれっ… 俺ぁ3年生だぞっ」

 愛琉はウェットティッシュを使ってぽんぽんぽんぽんとおちんちんを拭いてくれる。優しくぽんぽんされると肉棒は所在なくゆらゆらと揺れ動いた。根本は握られているので大きくは揺れないのだ。ウェットなティッシュの向こう側に異性の指の感触が… 感じたことのない快楽だ。繊細な指がおちんちんに触れていた。パンパンに張りつめた陰茎が蠱惑の指遣いで刺激されていく。

 勃起した肉棒は悦びを表現するようにびくんびくんっと脈打った。


「3年生なんだ? 5年か6年生かと思った。大人びてるんだね」

「ぇ?」

 結は愛琉が拭きやすいように根本をしっかり固定していた。おかげでムクムクムク… びくんびくんっと反り返るまで勃起してしまう。結の手の中で限界まで膨らんでカッチンカッチンに硬くなる。

 女の子に握られるなんて初めてだ。手のひらが柔らかくて温かい。びくびくんっと暴れるが握りしめられて逃げ場がない。まるでエンパイアステートビルによじ登った巨大なコングに鷲掴みにされて泣き叫ぶ美女のようだ。内股でモジモジとするしかできない。手足を拘束されて巨大な指先で頭をつんつんと突付かれる。俺は大きな少女たちに弄ばれているんだ。


「ほんと3年生にしちゃ大人びてんな! お前!」

 乱暴な言葉遣いだが指は優しく尿道口を拭き拭きしてくれる愛琉(える)。

「身体は大きいけど、でもお毛々は生えてないからねー」

 生気のないオバケメイクの頬を赤らめ興味深げに異性のおちんちんを観察する結(ゆい)。

「おちんちん小さいし皮が余ってるから、この子は小学○で間違いないわね。うふふふ」

 膝枕をしてくれて甘えさせてくれるムチムチの大人な美由紀(みゆき)。


 俺はC学生だぞ! と思いながらも言えずにハァハァと息を荒くしてしまう。反論の余裕がない。美由紀の太ももの温かさ、柔らかさにやられて、結におちんちんを握りしめられ、愛琉に冷たいウェットティッシュでぽんぽんとやられると声も出ないのだ。

 まさか、この歳でS学生に間違われるとは思わなかった…。


「それにしてもお前、臭いな!」

 愛琉は顔をしかめて指摘する。

「それ、わたしも思った。沼にでも落ちたのかな、この子」

 結が同調した。


 さっきまで温泉に入っていたのに、臭いわけがないだろう。希空(のあ)という子どもと一緒に熱い湯に浸かったんだ。湯に浸かって温まったから膀胱が緩んでしまったわけだが…。

「皮の中も拭いてやらないとなっ」

「ぁっ」

 愛琉はぺろんっと皮を引っ張りピンク色の亀頭を懐中電灯の下に晒した。バナナの皮を剥くようになんの配慮もない。

「いたっ」

 みっともなくビクンッと腰を跳ね上げてしまった。男は痛みに強いはずなのに、強くなければいけないのに、女子の前で情けない。

「痛かったか? ごめんごめんっ」

 だが愛琉は悪びれることなくカリまで露出させて完璧に皮を剥いてしまった。亀頭が夜風に触れる。痛がってるのにヤメないなんて最低じゃないか!

「うぁ~。こんなふうになってるんだね~。赤くなってる~。大丈夫? 痛いんでしょ? 可哀想じゃない?」

「大丈夫だって、こんなもん。デコピンよりぜんぜん痛くないだろッ」

 結は頬を赤らめ心配し、愛琉は知ったような言い方で笑う。


「小さい子には優しくしてあげないとダメよ~」

 仏のような美由紀は悠然と見守ってくれている。彼女のふくよかな膝枕でおちんちんの痛みは中和されていた。うちわで仰いでくれて、しかもタオルで顔の汚れを拭いてくれる。おっぱいも大きいし、つい甘えたくなってしまう存在だ。甘い匂いがするし…。

「男の子だってこんなことされたら痛いし恥ずかしいのよ?」


「バカ男子に恥ずかしいなんて感情ないっしょ?」

「わたしたちみたいな大きいお姉ちゃんに囲まれたら小さい子は緊張するよ。たぶん。こんなにおちんちん硬いし…」

 緊張で硬くなってるわけじゃない…。ぽぉと頬をまた一段と赤く点灯させて俺のおちんちんを見つめる結。熱っぽい視線が注がれる。興奮した様子でジーッと突き刺さるような視線をくれるのだ。しげしげと見られて俺はビクッと恐怖を感じた。


「バカ男子は鈍感だし緊張しないって」

 テキトーなことを言う愛琉だ。憎たらしいがウェットティッシュで亀頭をキュッキュと磨くように拭き拭きしてくれる。刺激が強い。あまりに気持ちよくて腰が動いてしまう。

「お前も『男』だったらガマンしろよ! 『男』だろ? 『男』は泣いちゃダメなんだぞ? 『男』の癖にメソメソすんな?」

 男性差別的な『男はこうあるべき』論を押し付けるな! と言いたいが、おちんちんを拭き拭きと磨かれていると力が入らない。今まで感じたことのない快感が押し寄せてきて怒りどころではなかった。

「ァッはぁはぁ… ァッはぁはぁ…」


「あまりおちんちんを弄っちゃダメよ。二人とも」

「そういや、なんか息が荒いもんな。シャセイとかすっかな? そんなことさせたらまずいかっ。ハハッ」

 愛琉は美由紀の注意で勃起したおちんちん磨きを止めた。


 な… んだ…? シャセイって…?


 俺は謎のワードにこの先がどうなるのか知りたかった。この快感の向こうにはいったい何が… 男の俺の知らない知識をなぜ無知な女どもが知っているんだ? 歳下の女子のほうが男の身体に詳しいのか? なんだか無性に自分の無知が恥ずかしくなる。


「シャセイ?? ってなぁに?」

 ナイスだ、結。代わりに質問してくれたので俺は聞き耳を立てた。


「やぁだ結ちゃんったら」

「結はまだ知らなくていいの!」

 美由紀と愛琉は誤魔化した。


「ええっ。教えてよぉ」

「身体は大きくても精通してないのよ。だからおちんちんを拭き拭きするのやめにして、この子をお風呂に入れてあげましょう」

「お、いいねー! 肝試しもそろそろ飽きてきたからなっ」


 というわけでオバケメイクを落としたいのと俺を犬みたいに洗うという目的で彼女たちの泊まっている宿泊施設に行くことになった。

「立てるかしら?」

「腰が…」

 俺は腰が抜けている。従って歩くのは無理だ。

「じゃ、ちょっと恥ずかしいかもだけど三人で担いでいこっか」

 結は俺の脇の下に手を入れて羽交い締めにした。「え」「え」と思っている間にそうしましょうかという流れになり美由紀と愛琉が俺の膝裏に腕を入れて持ち上げた。

「沼に落ちたみたいに臭いからおんぶや抱っこは無理だし、コレでいいだろ」


「ぁ、ぁあのぅ ちょっと恥ずかしいです…」

 俺は勃起したおちんちんを晒しながら足を広げて結の顎の下を眺める。幽霊メイクをした女子たちに運ばれていった。

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