「うーん… うるさいなぁ」
姫乃が起きたようだ。
肌着の恰好で両手を上げ、あくびをしている。明るいブラウンの巻き髪でとろんとした目つきはいかにもお嬢様って感じだ。どこか抜けている天然なところのある姫乃。守ってあげたくなるようなクラスではお姫様ポジションにある女子だ。
カーテンを開けて僕のベッドを覗き込んできた。
「あれぇ、猛雄くんだ。……………わぁっ やだー。裸ん坊っ」
ゆっくりとしたリアクションでカーテンの向こう側に隠れてしまう姫乃。全裸であることに気付くのが何故か遅い。
「うるさくして悪かったね、姫乃」
美律がカーテンの向こうを心配した。それによってぺちぺち攻撃の撃ち方は止めになり、僕はやっと息を整えることができる。
全身が真っ赤だ。全身にもみじの跡が敷き詰められている。腕や太もも、お腹や背中、胸やお尻に可愛い手形が付いちゃってるのだ。じぃーんと痛みが蓄積されて痛い。
「あ、美律先輩。このクズ雄せんぱいのちんぽこ、ちょっと大きくなってる…」
「え?」
全身をぺちぺちされて腰に巻いていたタオルがいつの間にかはらりと落ちていた。おかげでおちんちんが丸見えだった。
僕は痛みを我慢して起き上がり、両手で股間を抑えた。足を巻き込み背を丸め、女子たちに「出てけ!」と言うくらいが精一杯だ。
「ホラ! せんぱいクン。お手手退けてごらんっ」
茉莉の力は信じられないくらい強かった。ベッドに上がって僕の背後に回り込むと、両手首を掴みとり、股間から引き剥がしていったのだ。僕は胸の前で小さくバンザイする恰好にさせられた。当然、半勃起おちんちんが丸出し。
「ぐぁあっっ やめろっ バカ」
「クズ雄せんぱい、男子の癖に力 弱っ」
「あんた、どうして大きくしちゃったわけ? ほら見せてみな?」
美律が僕のぴったり閉じていた太ももをこじ開け、がばっと股間が露わになる。勢いで水平に鎌首をもたげていたおちんちんが、ぶりんぶりんっと横揺れする。
「なにあんた。ほんとにおっきしちゃってるじゃん。きゃははっ。裸見られて興奮してるの? ひょっとして変態さん?」
「ちっちっ違うわっボケ!」
「マゾってやつですよね、これって。お仕置きされてるのに興奮しちゃうって」
「そうね」
美律と茉莉が股間を覗き込みながらクスクス嘲笑ってくる。
「ねえ、姫乃~。あんたも見てみなよー。猛雄のアソコが丸見えだよー」
「やだー、恥ずかしいよー。猛雄くんが嫌がってるみたいだし、可哀想だよー」
美律の呼びかけに姫乃はカーテンの向こうでモジモジしているようだ。カーテンの端を掴んでちらっと見ては首を引っ込めるを繰り返していた。
「ほどほどにしてやれよ」
保健の小山先生は僕らの騒動を子どもの遊びだと放っておいたらしい。机に向かって仕事をしているが、あまりに僕らが騒いでいるので一言釘を刺したといった感じだ。
「男子にそんなことしてると君たち逆恨みされてしまうぞ?」
「えぇ~ 大丈夫ですよー」
美律はあからさまにこんなやつに遅れを取ることはないと表情で語っていた。僕の顔を見てニヤニヤと嘲笑ってバカにしている。
「こ、こ、この! このペチャパイめ! 放せよ!」
頭にきたので言ってやった。いまや僕に動かせるのは口だけだったから。だがそれが引き金になった。
「ハァ?」
身体的特徴をあげつらわれた美律は表情をゴリラのように険しく変え、ベッドに上がってきた。「猛雄っ そんなこと言って! どうなるかわかってるんでしょうね!?」
「女子なんかが男を倒せるわけねーじゃん! 後で痛い目に遭わせてやるぞ! オラ! どうだ、ビビったか! やり返されるのが怖かったら退けゴラ!」
「なによ! 金玉潰すぞ!?」
怒った美律がショートパンツから伸びる長い脚を僕の股間に滑らせてきた。
「!?」
「ほらほら!」
「へっ? へぎゃっ!?」
白い靴下がおちんちんに重ねられる。美律の生足が金玉の下から踏み潰してきたのだ。
すこっ すここここっ ここここここっっっ
バイブレーションが発生した。
「あっ あぁあっ あぁああっ」
「ほらほらっ さっきの威勢はどうした?」
すこっ すここここっ ここここここっっっ
金玉袋とアナルのつなぎ目にかかとが固定され、足全体を使って、むにゅっと金玉を圧迫してくる。金玉に痛みが激走った。金玉を集中砲火されて、肉棒は振動に合わせてユララララッと宙をさまようだけ。
「あ、先輩。やっぱりマゾなんですよ、こいつ」
茉莉が指摘する。
「勃起しちゃってるもん」
おちんちんはムクムクッと急速に硬くなり、完全に反り返ってしまった。女子二人が見守る中で勃起の過程を観察されてしまった! 身体の変化を見られるのはとてつもなく恥ずかしかった。
「い、痛いっ いああ! や、やめっ やめえええええっ」
すこっ すここここっ ここここここっっっ
すこっ すここここっ ここここここっっっ
ユララララッ
ユララララッ
「きゃははっ 男子なんて全然怖くないじゃん。猛雄? 反撃していいよ? 早くかかってきなよ? 暴れて脱出してみな? 男子なんだからできるんじゃないの? できないんだ?」
完全にマウントされて僕は何も手出しができない。
「可哀想だよ~」
遠くから小さい声で姫乃が何か言っている。カーテンから赤い顔をして顔を覗かせ、しっかりと僕の股間に目をやっているじゃないか。ぽぉっと物珍しげにおちんちんを観察している。
「クズ雄せんぱい、さっき姫乃先輩のベッドに入って何をやってたんですか? 絶対なにかしたでしょ?」
茉莉が上から追求してきた。歳下後輩女子にもマウントされてしまうなんて!
「猛雄っ ごめんなさいしたら? ごめんなさいしたら止めてあげる」
「だ、誰が… ぁあがっ」
すこっ すここここっ ここここここっっっ
ユララララッ
肉棒が女子たちの注目する中、滑稽に踊るさまはブザマとしか言いようがない。
「ぁぁぁ…」
金玉の奥から何かが迫り上がってくるような感覚があった。駄目だ、これ以上は良くないことが起こる気がした。
「ごほ、ごめんなさいぃん…」
僕は涙を流しながら女子に謝るしかなかった。
コメント
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ここの作品の女子って何でミサンドリーばっかりなの?
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> ここの作品の女子って何でミサンドリーばっかりなの?
よくわかりませんがCFNM小説です