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全力で逃げたのに女子たちに捕まってボコされる小説 Fantia活動日誌 21.7.10

 男が男であろうとして強がって見栄を張って力を誇示するわけですが、あまり調子に乗ってると女子たちの怒りを買い、全力で逃げても本気になった女子たちからは逃げられずにボコボコにされる。そんな小説書いてます。
水泳部の憂鬱2(7)
「うぁぁあ… んぁぁ っぉぇっ…」
「男の癖にみっともねぇ泣き方しやがって。ふんっ」
 突き放すように有紗(ありさ)は俺から離れていく。先輩の振る舞いに仕方なく杏美(あみ)と音瑠(ねる)も俺の両足を解放する。
「ハァハァ… ぐすっ うぅぅ…」
 俺はあっさり四肢を解放された。自由だ。暴れるのを中断して、すぐに両手を金玉に充てて痛みを慰めた。
 びくっ… びくくっ…
 身体が痙攣していた。容赦ない金玉潰しで身体の自由が利かない。
「ハァハァ……」
 ずびびっと鼻水をすすり、俺はとんでもない醜態を晒していることに気づく。
 9人もの競泳水着女子に囲まれて俺は素っ裸だ。男の俺が女子に囲まれて、ただ一人だけ全裸なのだ。弱々しく背中を丸め、涙と鼻水とヨダレで顔を汚しているが、そのくせ陰茎だけは男を主張してギンギンだった。
「ほら、このカメラに向かって謝んな」麻弓(まゆみ)は一年生が構えるカメラを指差して、呆れ顔で言った。
 両手で覆ったと言っても肉棒の先っちょまでは隠しきれない。負傷した金玉も片手じゃ覆えないし。
 俺は興奮して勃起した陰茎と惨めに蹴られた金玉を彼女たちに晒しているのだ。べちょべちょだ。そこら中に飛び散った俺の恥ずかしいガマン汁が水溜りを作っていた。
「まだですよ。勃起したまま謝られても駄目よ。お前さっさと小さくしろって」菜々乃(ななの)は腕組みしたまま俺を見下ろす。
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