一週間お休みしたので多少はリフレッシュして連載再開したいと思います。こちらのブログもそろそろ新しい企画を始動させていこうかなと考えていますが、忙しすぎて今年中は動けないかも。。
☆ファンティアの18時更新分の試し読みになります。
超能力で(11)
いささかの躊躇もない。
清々しい気分だ。
パンツを下ろして両足首から抜く。僕は白い布切れを手に持ったまま女子たちの前で気をつけの姿勢を取った。
ぷら〜ん
普段、誰にも見せないおちんちんをこんな大人数の前で見せなくてはいけないなんて…。人生最大の恥だ。
「きゃはははっ」
「きゃっ やだ。ほんとに脱いだ」
「ぷぷ… なにそれ? なんかぶら下がってる」
「あら可愛いおちんちん」
「うわぁ、小さいっ」
「キモい。なんなのコイツ」
女子たちは一斉に声を上げる。
「ぷぷっ… いやねぇ、コイツほんとに脱いじゃった」
同じクラスで可愛くて憧れの瑠華子(るかこ)だ。丸くしていた目を細めて笑った。我慢できずに吹き出してしまったという感じだ。
先ほどまでは自分も裸にされて泣いていた瑠華子だが、今は笑顔で白パーカーに水色のプリーツスカート姿の私服を完璧に着込んでいる。反対に先程まで服を着てた僕が陰鬱な表情になっておちんちん丸出し。
構図が大逆転していた。
「へえ〜、そんな小さいのぶら下げてたんだ、あんた。さっきまで偉そうに生意気なこと言ってたやつがさ。ぜんぜん剥けてもないのね。ド包茎じゃん」
「きゃははっ ウケる〜」
瑠華子のコメントに近藤も吹き出してしまう。
「靴下と靴も脱ぎなよ。ちょっとでも文明の香りのするものは身につけてちゃ駄目なんだから」
近藤は僕の嫌がることを的確に言ってきた。靴下と靴くらいはいいと心のどこかで思っていたのにそれも取り上げられてしまうのか…。
悔しい。屈辱だ。だが言われた通りに脱いで見せた。これで正真正銘生まれたままの姿。自然体。すっぽんぽんだ。
全裸で女子たちの前に立ち竦む。
【本編に続く…】
本編は有料プランですが、こちらから
https://fantia.jp/fanclubs/17354
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「21世紀お遊戯会」という同人サークルを運営しております。
https://21oyugikai.com/
少しリニューアルして目次を付けました。
今のところぜんぶ無料で読めます!
chubooは『痴女好亭 M男大福』という別名義で書いております。chubooとは違ったコンセプトでやっていこうかと。
毎週日曜昼の12時に更新予定。ライトエロ変態小説「美少女遊戯」執筆中。
ちょっとずつ更新しています。新しい作家さんも入りました。よろしくお願い致します。
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