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透明人間で(4)

「きゃー!!」

 遥ちゃんの恐怖に引き攣った表情が印象的だった。

 僕は遥ちゃんのムチムチな太ももに向けて思いっきり射精してしまったのだ。かなり危険な行為である。でも我慢できなかったんだよ。

 あんなにすべすべで生っ白い、美味しそうな太ももを見せられた日には我慢できるわけがないんだ。

 見ているだけなら良かったのだが遥ちゃんに足で踏まれたり、ブルマのお尻を見ているとどうにも勃起が止まらなくて射精してしまった。強烈に種付けをしたいという衝動に駆られて、つい白濁液を吐き出してしまったのだ。

 運動場は騒然となる。

「何よこれー」

「誰かティッシュ持ってない?」

「気持ち悪っ。おばけー?」

 などと女子たちが遥ちゃんの下に集って騒いでいた。先生も駆け寄ってきて大変なことになった。急いでその場を離れたとはいえ精子を残してきたのはまずかったな。いや僕だとバレないだろうけど、女子たちがマジになって犯人探しとかやりだしたらDNA鑑定とかで特定されるかも知れない。

「何かいるよね」

 友理子がごもっともなことを冷静に発言する。しかし他の女子たちは遥ちゃんの身を案じるのに精一杯で怪奇現象のことはどうでもいいみたいだ。

 友理子だけが何者かの存在を論理的に探しだそうとしていた。

 そして、急に僕のことをギロリと睨んだのだった。

「んげっ!?」

 僕は尻餅をついて転んでしまった。

 友理子はまっすぐ僕のことを見ている。

 あかんっ。

 バレとる。

「足跡があるわ。血も滴ってる…」

 友理子は運動場についた僕の足跡を辿って何者かの存在を突き止めたようだ。足跡が途切れているところを見つけたのだ。メガネの端をくいっと上げて目を光らせる。

 正確に僕の身体が見えているわけじゃない。

 とは言え、まずいな。

 未だに千菜のやつもガクガクブルブル震えながらこっちを見ているし、旗色が悪いよ。

 僕はすごすごと運動場を出る。コンクリートの地面まで行けばとりあえずは逃げきれるからね。保健室に運ばれていく遥ちゃんを尻目に僕は急いで校舎に戻るのだった。

「ふう、危なかったなぁ」

 男子トイレの奥の個室に隠しておいた自分の制服やズラを取りに行く。これで、透明化を解いて僕は何の変哲もない一人の男子生徒になる。

 危機は脱したよ。

 その後はトイレの個室に隠れて時間をやり過ごした。僕は外向きには保健室で休んでいることになっているからね。体育の時間が終わり、何事もなかったかのように教室に戻った。

 教室の中は思った通り騒然となっていた。

 険悪な雰囲気だ。

 しかし僕にとってはウハウハが止まらない夢の様な光景だ。女子たちは僕が制服を盗んだせいで体操着のままだった。いィやらしィ~ ブルマ姿のまんまだよ。

 おちんちんが少し大きくなってきた。

 既に着替えを終えて戻ってきた男子たちは制服姿なのに、女子たちは根こそぎいやらしい太ももを晒しているんだからね。

 男子たちは女子を観察し放題だ。

 とても良い気分だよ。

「今ならまだ許してやるよ? 盗んだ奴、出てきたら?」

 友理子が教卓のところでクラス全員を見回した。「知らねえよっ」とか「証拠もねえのに!」などと男子たちが反発してる。もちろん、僕は名乗りでないよ。

 絶対に家に持ち帰ってオナニーのためのオカズにするんだ!

「鷹橋っ どこ行ってたの?」

 キッと友理子が僕を睨む。

「ぼっぼっぼっ僕は知らないっ 制服のことなんて何も知らないっ」

 女子たちは僕の挙動を怪しんだ。

 だけど他の男子たちが「コイツは保健室で休んでたんだ」とフォローしてくれた。男子たちは仲間を疑わないから助かる。それに比べて僕みたいな善良な生徒に疑いの目を向けてくるなんて、女子は他人を疑うことしか知らないらしい。

 ホント女ってアタマ悪いんだよね。

 少しは知能を使って考えてみたまえよ。

 男子と女子で睨み合った後、そのまま次の授業が始まった。もちろん僕はずっと勃起していたよ。だって前に座る女子の背中を見ているだけで薄いシャツの向こうにブラ線が見えるんだ。斜め前の席の女子はもっといやらしいよ。ブルマのままイスに座っているから、お尻の丸いラインを心ゆくまで堪能してやった。

 視姦って愉しいな!

 大好きなブルマがこんなにいっぱい!

 それだけで射精してしまいそうだった。

 いや、我慢だ。家に帰ってセーラー服に包まれながらオナニーをするんだ。問題は裏庭に隠したセーラー服をどうやって持ち帰るかだな。

 黒いゴミ袋に入れてあるけどサンタクロースみたいに持ち帰るのも怪しまれるだろうし。透明化して誰も見ていないのを見計らって少しずつゴミ袋を運ぶか。

 放課後になって僕は適当に時間をやり過ごし、裏庭に向かった。ゴミ捨て場に遠回りしながらやってくる。誰にも後を付けられてないはず。

 かなり警戒したからね。

 ゆっくりとゴミ捨て場に近づいてゴミ袋を取り出した。草むらに隠れて中身を確認する。僕は表情をほころばせた。

 だってセーラー服がこんなにたくさんあるんだ。

 すりすり。

 顔を埋めると遥ちゃんの怒った顔が浮かんでくる。

 また勃起してきてしまった。

「はっ」

 また情に流されるところだったよ。まだ我慢しなきゃ。家に帰るまでが遠足って言うし。

 …でも、誰も見てないよ?

 ここには誰も居ない。

 帰るのは陽が暮れてからでも遅くはないんじゃないか。

 僕はズボンとパンツを下ろした。遥ちゃんの制服を上下 取り出す。小さなセーラー服だ。スカートも短いな。

 破廉恥だよ。

 没収だよ、こんなもの。

 僕は遥ちゃんの制服を脱がせていった。

 おちんちんはまっすぐ上を向く。

 カチカチに興奮しているね。

 柔らかい制服をじゃなくて身体を抱きしめると遥ちゃんが僕の腕の中で嫌がるんだ。「離してっ」てさ。でも男の腕力から逃げられるワケがないんだよね。女の子なんだからせいぜい泣き喚けよ。

 へっへっへっ。

 熱り勃ったおちんちんを握る。スカートの裾の中に挿入してやった。いや、花びらだ。亀頭を割れ目に押し当てて膣口を探した。遥ちゃんは嫌悪感を露わにする。僕を手で押し退けるけど非力な女は男の力強さからは逃れられない。

 僕は嫌がる相手にキスをする。

 乱暴にペロペロ舐めまくったと言ったほうが正しいかな。遥ちゃんは口を真一文字に閉じて泣き始めた。

 女ってバカなのかね。泣いたら止めてもらえると思ったのかな。

 僕はスカートを陰茎に巻きつけた。薄い生地が心地いい。まるで遥ちゃんの膣に挿入している気分だよ。ぐにゅっと亀頭を押し挿れて合体した。そのまま上下に擦るとヒダヒダが竿を刺激して気持ちいい。

 自動的に腰がカクカク動いた。遥ちゃんに後ろから覆いかぶさって野性的に後背位の体勢になる。遥ちゃんは嫌がっていた癖に艶めかしい表情で僕を受け入れている。泣きべそをかきながら下の方もお汁をいっぱい分泌しちゃってるね。

 くちゃくちゅくちゃくちゅといやらしい音を立てて腰を突き出してくるよ。

 しょせん女なんてこんなもんさ。

 これからずっと僕の女(オカズ)になるんだ。

 ぱんぱんぱんっ

 ぱんぱんぱんっ

 リズミカルにお尻を打ってやる。お尻の肉が波打ってる。汗が滴ってるね。おちんちんがスカートに挿入されるところがよく見えるよ。いや膣に挿ってるんだ。

 ぱんぱんぱんっ

 ぱんぱんぱんっ

「はぅはぅ」

 僕は達しようとしていた。

 相変わらず早漏だからね。

 ガタんッ

 物音がする。

 ブルマ姿の女生徒が見えた。

 千菜だ。

 僕は一気に現実に引き戻された。見るとゴミ箱を足元に落とした千菜が驚愕の目でこちらを見ていたのだ。

 あわわと口元を抑えてる。

 ガクガクと細い足を震わせていた。

 僕は脳天を叩き割られたようなショックを受けた。

 オナニー現場を見られた!!

 それだけに留まらない。僕はゴミ袋の前でセーラ服を抱きしめているのだ。ゴミ袋の中身までは見えないだろうけど、追求されたら芋づる式にバレるよ。

 焼却炉近くでオナニーしていたのが拙かったんだ。くっそう…。

 僕は混乱した。

 こんなことで僕と遥ちゃんの恋仲が終わってしまうなんて哀しすぎる。

 どうにかしないと…。

 千菜がとったったっと逃げ出した。

 悲鳴もあげずに引き攣った表情のままだ。

 先生に報告される!

 僕は下半身丸出しで草むらを飛び出した。

 捕まえないと!

 振り返る千菜。

 恐怖に慄く少女の顔だった。

「ん待ってぇ!」

 僕はカチカチに勃起させたおちんちんをブラブラ横に振りながら全力で走った。

「ひっ!?」

 千菜はすぐに前を向いてスピードを上げた。

 顔を下向けて前傾姿勢になる。

 千菜のクセに速い!

 何としても捕まえるんだ!

 逃したら僕の人生が終わるっ。

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