初めてオナニーをしたのは小6か中1の頃でした。自分の部屋で暇だなぁとおちんちんを弄っていたら、夢中になってぴゅぴゅと漏れてしまった感じでした。
友だちも少ないのでそもそもの知識がなかったのですが、怖いものではなさそうだと直感的に感じていました。今の現場はどうかわかりませんが、昔の性教育ってもうちょっとなんとかならんかったのかなと思います。
理想を言えば少人数制で男子は一人で女子五人の班に混じってオナニー講習を受けます。女子に見守られながら先生にオナニーのやり方を教わり、みんなの見ている前で全裸になり一人でちゃんとやれるか実技を披露します。
ぴゅっと射精たところで笑いながら拍手されるのが理想ですよね? ですよね、みなさん。
☆ファンティア毎月25日20時更新分「雛祭りで(7)」試し読み
山に囲まれていて元々が薄暗い村だ。日が傾いたからか、来る前よりも一段と薄暗く感じる…。
玄関から出ると開けた農道が広がり、絶望的な光景が広がっていた。
「ふふ、やっと出てきたね」
やはり待ち構えていた。公民館の玄関から40メートルくらい前方、始めに目に飛び込んできたのは『女性会』の会長である。彼女を筆頭にざっと100名近くの精鋭がこの公民館を取り囲んでいるらしい。選りすぐりの『姫鬼役』たちだろう。囲んでいる女子全員の目がギラッと光っていた。
「クックッ 圧倒的に不利じゃん」
全裸の治(はる)は太い腹を揺らしてピンチを楽しむように笑った。
「忘れてると思うから言っとくが、『暴力は禁止』だからな」
長身で全裸の賢(けん)の言葉が高揚感をさらに高める。
みんなニヤけるだけで誰も言葉で返さない。了解したということだ。僕にもその言葉の意味は解る。女子に暴力を振るうなんてもってのほかだ。しかし『正当防衛』は認められる。力尽くには力尽くで対抗していいって話なのだ。
「ウフッ。みんな可愛いものぶら下げちゃって」
会長、明本愛都(あきもと まなつ)。26歳の柔道有段者で肩まである赤い髪が特徴的な家事手伝いの女性だ。きっと姫鬼役の長なのだろう。二の腕を露わにしたタンクトップに動きやすそうなスキニーパンツを穿いている。ボディビルダーのような盛り上がった筋肉…。不敵な笑みで僕らを睨んでいた。
「おし、散れ!」
全裸の萬治郎(まんじろう)の合図で予定通り二人一組となって僕たちは走り出した。まずは始めの難関だ。この女子の包囲網を突破しないことには何も始まらない。どころか始まる前に終る。過去にはここで全滅って例もあったくらいだ。童貞を奪われるだけ奪われて終わるのは嫌だ。
「知冬、こっちだ」
「おう」
僕と知冬(ちふゆ)は他のみんなと同じように山道に入った。公民館の裏手は山になっていて、普段は男子禁制になっている聖地だ。猪や猿が出てくるような、基本的には男女関係なしに立ち入り禁止の区域ではある。祭りだからって入っていいというわけではないが、女子に囲まれた男子が逃げ込むように誘導しているのもまた毎年のことなのだ。
しかし今年はこの山奥に僕ら成人男子の秘策がある。今年は荒れるぞ…。
【本編に続く…】
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