・お隣さんへの犯罪行為で

お隣さんへの犯罪行為で(1)

「服を脱ぎなさい」「何でだ」 俺は彼女の言葉に抵抗した。言いようのない怒りがこみ上げる。何で女に命令されなければならないのか。相対する麻衣は怒っている。彼女は俺以上に怒り狂っている。 バシッ!「痛っ」...
・初恋のあの娘の前で

初恋のあの娘の前で(4)

「やりすぎかな?」 千代がボソリと言った。「甘いよ。コイツ美里のパンツ見といて謝りもしないんだよ。それに私たちおっぱい触られたし!」 早希が冷酷に言う。俺の髪の毛を掴んで顔を上げさせた。赤面して泣きべ...
・初恋のあの娘の前で

初恋のあの娘の前で(3)

その深衣奈の一言で俺は凍りついた。「美里ちゃん、コイツのブリーフ脱がしてあげなよ」 深衣奈は美里の肩をたたいた。俺は引きつった顔を美里に向けた。好きな女子なのに。みんなの前で好きな女の子にパンツを脱が...
・初恋のあの娘の前で

初恋のあの娘の前で(2)

部室は暗幕が張られていて薄暗い。俺は部屋の中央に転がされた。部屋の外周には机が積まれていて、演劇部の部員たちが何人か居た。1年が多く、2年も顔を知っている同級生が何人か混じっている。演劇部は女子ばかり...
・初恋のあの娘の前で

初恋のあの娘の前で(1)

「きゃぁ」 強い風が吹いて美里の制服のスカートがふわりと捲れ上がった。 次の授業は教室を移動しなければならない。その移動中の出来事だった。俺は偶然にも彼女の後ろを歩いていた。だから見てしまったのだ。 ...
・スイミングスクールウォーズ

スイミングスクールウォーズ(2)

高井先生の命令でみんなの見本として、平泳ぎの足の動かし方なんかを教えるはめになってしまった。功が足を動かす度に股間が熱くなる。みんなに見られている。そう思うと恥ずかしくて顔が赤くなる。それだけではない...
・スイミングスクールウォーズ

スイミングスクールウォーズ(1)

功は身体が小さく弱い。非力だし、制服だってブカブカだが、そんな自分を克服しようと町の小さなスイミングスクールに通っていた。基礎体力作りに最適だと思ったのだ。3年続けてきて大分鍛えられてきたと思う。大人...
・妹の前で

妹の前で(2)

「やーい」「てめー」 バスタオルを奪い返そうと俺は片手を伸ばす。だが腰が引けてしまって届かない。背が低いのに俺の手は届かない。寛子が掲げたバスタオルは勝名乗りを上げる御旗のようだ。 何だこの負けた感!...
・妹の前で

妹の前で(1)

俺の着替えがない。 どこにもない。洗濯カゴはもちろん棚の中や後ろも探したけれど見つからない。バスタオルで身体を拭いて、拭いて、拭いていたが、そんなことをしていても出てくるはずもない。これは本格的にない...
・鉄棒遊戯

Killing Park 鉄棒遊戯(3)

「解った。謝らないのなら態度で示して」 六実は冷たく言い放つ。健一は態度と聞いて顔を上げた。この格好で何を示せというのか。六実は勝ち誇った表情をしている。長い黒髪が風に揺れて綺麗た。泣き腫らした顔を見...
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