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掃除当番で(7)

「くっそ…」
 すっぽんぽんにされたけんじはおちんちんを急いで手で隠して身体を背けた。それはそれでお尻が丸見えになるわけだが、恐らく彼はそこまで気が回っていないだろう。佳苗はつるんとしたけんじの生っ白いお尻を顔を赤くしながらも観察した。
「うぁぷうぉぷ」
 麻耶が隣で放水を続けている。放水口を圧えていて勢いよく水が飛んでいく。逃げ惑うクーちゃんに命中し続ける。
「返せちくしょー!」
 けんじは良奈に向かってブリーフを返せと凄んでいた。しかし男子もすっぽんぽんにしてしまうとこうも怖くもなんともないものか。内股で屈んで凄まれても情けなさを強調するだけである。佳苗は少し安心していた。
「もういいよ。麻耶、ありがとう」
 良奈はけんじを無視してツカツカと奥へと歩き出す。麻耶は蛇口を捻って放水を中止した。相変わらず彼女は下を向いて目を逸らしていた。
「あっ」
 良奈は落ちていたびしょ濡れのけんじの服を拾い上げる。けんじはしまったという表情をした。早く自分で拾えばよかったものを、恥ずかしい部分を隠す術がこれでなくなったことになる。奥へと歩いて行く良奈を追うようにけんじもおずおずと奥へ向かった。さすがにすっぽんぽんでは外へ出られないだろう。
「返せ!」
 けんじが良奈の肩を片手で掴んだ。
「触んなって言ってんでしょ!」
 良奈は振り向きざまに持っていたけんじの服をスイングする。遠心力と水分を含んで重みを増した服がパァーンッッとけんじの顔面にヒットする。
「うぉぷ!」
 自分の服でぶたれて彼は両手で顔を覆った。けんじはバランスを崩してよろめく。おちんちんから手が離れ、股を開いて転ばないように踏ん張った。後ろから見る佳苗の目にけんじの股の間からちょこんとぶら下がっているおちんちんが見えた。
「この!」
 そこへすかさず良奈は蹴りを放った。
 パァン!
 蹴りは開かれた股の間のおちんちんを狙っていた。
「ハーゥ!!」
 けんじは飛び上がっておちんちんを両手で押さえて痛みを堪えていた。そのまま蹲ってぷるぷる震えていた。
「ぅぅぅ…」
「ふんっ。ばーか」
 良奈はクーちゃんの方へと歩みを進める。亜美と深智が奥へと向かっていった。佳苗も自然と後に続く。ずぶ濡れのクーちゃんは立ち直ってキッと良奈に目を向ける。
「くっそー!おりゃー」
 やけくそな感じのするクーちゃんだ。彼は大振りのパンチで良奈を攻撃する。それをいとも簡単に避けてクーちゃんの背後に回り込む良奈。持っていた服を捨ててけんじのブリーフだけをシュッとクーちゃんの顔に巻いた。
「むごー」
 ブリーフで顔を覆われたクーちゃんは藻掻いて暴れた。そこへ亜美が彼の腹に正拳突きを捩じ込んだ。痛がるクーちゃんをそのまま引き倒して押さえつけ、その後は一方的だった。亜美と深智も手伝って彼も服を脱がされていく。佳苗もクーちゃんの両腕を取って動けなくさせる。深智が上着を一生懸命脱がし始め、亜美が彼の下半身に向かう。ずぶ濡れの彼の服は脱がしにくいようだったが、強引に剥ぎ取られていく。ズルズルとズボンとパンツは一緒に脱がされた。クーちゃんのおちんちんも露出された。彼も小さな身体に合った小さなおちんちんだった。でも完全に皮は被っていない。おしっこの穴もちゃんと見えた。人によってこんなに違うのかと佳苗は少し感動する。
「むがーむごー」
 けんじのおちんちんとの違いをもっとよく観察しようと首を伸ばす。一番の違いはなんといっても毛が生え揃っていることだ。しかし生えてない方が珍しいのだから驚きはしなかった。
「やえろ!ひくひょーオンニャロ…」
 良奈がブリーフのロックを外し首から服が引き抜かれる。続いて腕から服を引き抜くために佳苗は手を離す。下半身の方では上履きと靴下が剥ぎ取られて、クーちゃんの上着とパンツが同時に彼の身体から引き抜かれた。これで彼もすっぽんぽんだ。良奈がけんじの服を、亜美がクーちゃんの服を持って立ち上がった。
 女子チームが圧倒的な強さで男子の騎馬から帽子を奪い、崩していく様は痛快だった。
 素っ裸の男子がこれで2人。残るは…。
「ぃぃぃ…」
 テリオは普段見せるクールな素振りは一欠片もなく内股になって怯えていた。無残に負けた仲間の姿を見て何をされるか理解しているのだろう。テリオを女子たちが取り囲む。
「…お前は自分で脱げ」
 亜美が面倒くさそうに言い放つ。
「はいい」
 テリオは言われるままに服を脱ぎ始めた。実際に友達が服を剥ぎ取られていくのを目の当たりにした彼は自分では敵わないと思ったのだろう。抵抗しても無駄だからということか。佳苗はそんな彼を軽蔑する。戦って最後まで抵抗して負けたけんじやクーちゃんの方が立派だ。おちんちんは立派じゃないけど。
 テリオは濡れた服で多少手間取ったが簡単にブリーフ一枚になった。しかしさすがにそこで手が止まる。
「あの…これも?」
 黙って頷く亜美。クールな彼の顔が段々と赤く染まっていく。耳まで真っ赤になりながらブリーフを下げていった。片手でおちんちんを見られないようにガードしていた。右手だけでブリーフを下にずらしていって足首から引き抜く。両手でおちんちんを覆ってはいるけれどこれで3人の男子は何も身に纏っていない状態だ。すっぽんぽんである。女子は全員衣服を身に着けていて無傷。女子から評判の悪い男子3人組を懲らしめることに成功したと言えるだろうか。いや、まだ足りない気もする。佳苗は段々と楽しくなってきた。

コメント

  1. 匿名 より:

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    最初は仕返しが目的だったのにそのうち快楽目的の集団暴行に変貌した
    こうやって犯罪者は生まれるんだな

  2. 匿名 より:

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    というかこんな騒ぎになってんのに教師は何やってんの
    まあどうせ来る展開でも男子がふざけてたんですとかどう考えても無理のある言い訳して
    それをご都合主義で信じちゃうんだろうけど

  3. tk より:

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    変なひとに粘着されてるみたいですが、気にしないで下さい。
    とても楽しませてもらってます。。
    何故この人はわざわざそういう趣向のサイトを見に来るんだろう?笑

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