ファンティア「幼馴染と」3回目。昔からの友だちにおちんちんを見られちゃうちょっと激しめのお話です。ショートにまとめて同じ世界観で違う話も考えております。
そうこうしている内に仕事が増えてまた小説書く時間が絞られてきましたよ。解決策も解っているのですが、調べることが多くて困っちゃいますね。
☆ファンティアの18時更新分の試し読みになります。
幼馴染と(3)
千沙都(ちさと)とは別のクラスなので学校で顔を合わせることは滅多になかった。幼馴染だからといって一緒に帰るとか、朝も一緒に登校するなんてこともない。小学校高学年になる頃から一緒に遊ぶこともほとんどなくなったし、今ではたまに漫画の貸し借りをするくらいだ。
幼馴染と言っても本当にそれくらいの関係なのだ。
でもちょっとしたことがきっかけで、ずっと別々のレールを走っていたのに、合わさる気配もなかったはずなのに、突如としてお互いのレールが交錯していくことがある。あの電気あんまがきっかけとなって今正にお互いのレールが重なっていこうとしていた。
廊下の向こうから歩いてくるのは件の千沙都。白いセーラー服の袖を折り曲げて他の生徒よりスカートは短め。今から部活にでも行くようである。
「よう、帰宅部〜。今8巻まで読んだから明日の夜返す、な?」
にまっとした天真爛漫な笑顔を自然に浮かべるのだ。なんとも小憎たらしい。
「え、あぁうん……」
普段ならたまに顔を合わせても30秒も話さずに分かれるのに、今日の千沙都は珍しくそのまま足を止めて二の句を継いでくる。
「タンバリンの悪魔ビームってめちゃ強いじゃん。あんなの誰も勝てなくない?」
「え? ぁあ、そうだね。でも孫悟空ならなんとかなる… よ?」
僕は面食らっていた。
昨日の今日だ。下半身丸出しで電気あんまされて、彼女が帰った後でオナニーをしたという事実はけっこう重く伸し掛かっている。それなのに千沙都は何事もなかったかのように接してきた。それでいきなり漫画の話かよ。
【本編に続く…】
本編は有料プランですが、こちらから
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