確か中学のときですね。何度もシュートしたのですが、もうゴール見てなかったですね。やる気もなくなっている状態で、級友や女子にもクスクス笑われるわけです。ほんとに当時の体育教師を殺してやろうと思ってました。指導にもこねーし。chubooの頭の悪さや運動オンチは群を抜いていましたから嫌われていたのかも知れません。
でもマジメだけが取り柄と思ってましたから下手でもゴール入らなくても恥はかき捨てとやり続けました。マジメクズ人間なわけです。今思えば女子に笑われてる時間を愉しんでいたのかも知れません。当時はそんなこと考えたこともなかったのですが。
先週は緊急回避的に1回お休みを頂きました。ありがとうございます。ちょっとお仕事の都合ですが土曜・日曜の小説を書ける時間がなくなってきたので、また全体的なプランの見直しを図ろうと思っております。
仕事を減らしつつ、活動の幅を増やしつつ、なおかつクオリティを上げていきたいと思っています。文字数は減るかも知れません。ファンティアでの限界も見えてきたので、ちょっと熟考します。
☆ファンティアの毎週土曜18時更新分『スポーツテストで(1)』試し読み
「生まれてすいません……」
学年トップで超絶優秀な成績を修める神童の男子・太細理(ださい おさむ)。彼は同級生の女子たちに頭を下げた。静けさの中でいくつもの視線が理を突き刺す。
ひりひりと嫌なものを感じる。謝ったところで許されない空気だ。自分はそんなに悪いことをしたのだろうか。あの程度のことで怒るなんて理不尽極まりない。
「それだけ?」
「ぅ… はい」
理は同級生たちの意図を察した。立った姿勢のまま頭を下げても効果が薄い。それに気づいた理はその場ですぐさま正座に切り替える。使い込まれた田舎の学校のホコリ臭い教室の片隅だ。膝を着いてみると思っている以上に屈辱を感じる…。
自分よりも身長の低い女子ばかり十四人に囲まれて、理は同級生で1番背が高かったという自負も一気に地に落ちた気がした。
「いえ… 改めてこのわたくしめの足りない頭を下げさせていただきます」
とにかく頭さえ下げておけばやり過ごせるだろう。いくら正しいことを言っても通用しない空間ではこういった対処も仕方がないのだ。
「あっそ。じゃやってみれば?」
女子の代表として理の目の前に立っているのは烏森芽衣子(からすもり めいこ)。青色のブルマ姿で白い体操服に身を包んでおり、スラリとした足の長い美人だ。女子の中で最優秀なのは間違いなく彼女だろう。相対してみて解ったことだ。普段の地味な見た目に反して身体はよく鍛えられている。
理は彼女に引っ捕らえられたのだ。逃げ切れると思っていたのに追いかけっこで衆人環視の中、取り押さえられたのだった。
理は両手を着いて徐々に頭を下げていった。やはり想像以上の屈辱だ。まったく1ミリも悪くないと自負しているだけに、このような姿勢で謝罪をするなんてバカげている。
理は額を床に着けることはしなかった。女子に頭を下げるなど男としてあってはならないことなのである。
【本編に続く…】
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※現在新作構想のため休載中です!
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