全裸

檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(7.2)試し読み

 佐々木さんとあの女が僕の斜め前に並んで、腕を翼のように広げ、いつ僕が襲いかかってきても大丈夫なようにした。アイドルを守る警備員かのようだ。 「「「……」」」  最後に、ヨーイチたちもリンちゃんの後ろに並んでいた。僕の味方をしたいという素振りはない。同じ全裸なのに、味方ではないのだ。それもそうか、彼らのおちんちんはまったく勃っていないから…。僕だけが異常者なのだ。
檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(7.1)試し読み

「奥さん…、もう…」 「これくらい言えばさすがにケンタくんでも…」  小桜さんと東條さんがレフェリーストップをかけてきた。よかった…。もうあいつのビンタは飛んでこない。助かった。  びくびく…  がくがく…  びくんっ  僕は崩れ落ちそうだった。ふらふらだ。
Fantia活動日誌

ゴムとびって今の時代見ない遊びですけど、僕、女子と一緒にゴムとびしたことあります。でも誂ってやったので白い目で見られてました。

 小学生の頃って放課の時間、無駄にテンション高くなるじゃないですか。僕、友だちもいないのに一人でテンション高くなる子だったんです。次第に誰も遊んでくれないことに気づいて後々暗い子になるんですけど、それはまた別のお話。とりあえずバカなので誰も相手にされなくても気付かずワァーって言いながら運動場に走っていくんです。ある日、玄関前の脇でゴムとびやってる三人の女子が居たんです。やったこともないつまんない遊びで女子って変なのって思っていたかは定かではないんですが、うぇーい・へへーんという気持ちでゴムとびの中に飛び込んでました。同級生の女子だと思っていたので。小馬鹿にして誂うつもりだったのですが、よく見たらまったく知らない下級生の女子たちだったのです。
檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(6.9)試し読み

「私たちがハイキング中にリンちゃんの替えのパンツを盗んでそれを穿いちゃったのね!? プリキュ●の絵が描いてある、お気に入りなんでしょ? そのお気にのパンツを!? 年頃の娘の下着を盗んで堂々と穿いちゃって! なんていやらしいの!? 男ってコレだから困るのよ! 放っておくとすぐ助平なことを考えて社会に迷惑をかけるんだから! 見つかったらすぐに謝ればいいのに、グダグダ言い訳して、乱暴な言葉遣いで女の子を威嚇して! おまけに小さい女の子たちを突き飛ばしてレイプしようとしたんでしょ!? 最悪よおお!!」 「……」  僕はガタガタと震えてきて何も言えなかった。ともて恐ろしい妖怪を目撃してしまったみたいに足が竦んで怖かった。
檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(6.8)試し読み

「どうしたんですか…? え、やだ…」 「ひぇっ!? ちんちんが大っきくなってる??」 「うわ…」 「めちゃヤバい」  S5の女子四人組もいつの間にか集まってきていた。  僕の周りはキャンプ場に居たガールスカウトのメンバー全員と鈴木キョウコに取り囲まれている。完全包囲だ。  最後方でことの成り行きを見守っているだけのヨーイチたち。 「大丈夫? 怪我してない?」  サヨリちゃんたちは東條さんとS5の四人組が介抱し始めた。
檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(6.7)試し読み

「うぁああ!」  バシャンバシャン  僕の行く先に低学年トリオが待ち受けていた。問題ない。暴走機関車のように突っ切れば、彼女たちに僕を止める力はない。 「どうぇ!」  恐らく退けと言ったのだろう。サヨリちゃんとヤヨイちゃんとツムギちゃんは立ち尽くして僕を見上げていた。そんな無垢な女児たちを僕は押し退けた。  ぼっしゃあん! 「「「うきゃあ!」」」  でも傍から見たら突き飛ばしたように見えるかも知れない。
檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(6.6)試し読み

「同じもの持ってるわけ…… ないよねぇ」  カヨちゃんが左斜め前から覗き込んでくる。探偵のように腕を組んで考え込んでいる。  また別の方向から声が飛んできた。 「ねえ? それって女の子用?」 「なんで男子が女児用持ってるわけ?」  タオちゃんとカノちゃんがいつの間にか川岸に回り込んでいた。 「こ、こ、これ… は…」どう説明すれば…。「小桜さんが…」  正直に話すしかない。
檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(6.5)試し読み

「ハァハァ……」  胸がドキドキとする。苦しい。なんかまずいことになりそうだ。 「無視すんなって」 「…いや、なんでこっち来んだよ! 向こう行けッ」 「いやっ。行かない。ちょっとあんた、こっち向いて」  怒っているふうだが、マキちゃんはほんの少し気づかないくらいニヤニヤとしているのが解った。声の調子でそう思うのだろう。 「な、な、なんでだッ。し、知らないッ。しゃ、しゃ、喋ることなんてないッ」  売り言葉に買い言葉となり、なんだか喧嘩してるふうに映っただろう。小桜さんがこっちを見ていた。目を細めて口の端を少し上げているように見える。
Fantia活動日誌

ライフワークとしてリアルCFNM活動を充実させていこうと思います。動画コンテンツでお目にかかる日も近いかと。ちょっとだけ本格的にCFNMサークルを始めます。

 今後はCFNM小説以外の活動にも手を広げていこうということを思い立ちまして、そのこともあってファンティアでのオリジナル小説は月イチ投稿に切り替えさせてもらったのですよ。フリープランは間口を広げて、有料プランでは小説以外のコンテンツも出していきたいのです。
檻 -ガールスカウトの実態-

檻 -ガールスカウトの実態-(6.4)試し読み

「…ぇ? あいつもしかしてキャラ物のパンツ穿いてるわけ? 6年生だよ?」  うぇぇという表情でマキちゃんが川の中を一歩踏み出した。 「川下のほうに行ったらもっと魚とかいるんじゃないかな。見に行こう。な?」  僕はチビたちを誘導して川下へと歩いた。ヨーイチたちは不思議そうな顔で、それでも付いてくる。いいぞ。女子からなるべく離れて遊んでいればバレない…。
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