ベースキャンプに戻ると今回の夏休みイベントの仕切りをしている三人のおばさんが井戸端会議をしているところが見えた。
そこは木々に囲まれているし、程よく開けているスペースだ。小さめの公園という印象だ。少し歩くと細い河川が流れている場所で、ベースキャンプとして特に変というような感じはしない。どうして移動なんてするのか。
「それー」
「きゃはは」
「へたくそ~」
おばさんたちの周りには幼い子どもが女子ばかり三人。例のガールスカウトの制服を着ている。いずれも僕よりだいぶ歳下だ。彼女たちは適当に輪になってビーチボールを回していた。きゃっきゃと楽しそうだ。
「ああ鈴木さあん、呼んできてくれた? ありがとおう。助かるう~」
50代に差し掛かる手前という印象のパーマを当てたおばさんが、僕らを見かけるなり遠くから叫んだ。カバの化身ではない。あれが今回のリーダー・佐々木さんだ。声が大きくて、キャンプにそぐわない紫色の薄い羽織みたいのを纏っている。
「いいえぇ。お安い御用で」
お母さんは高い声で応対した。なんだよ、その声… 電話口で喋るときの外用の声だ。
「ケンタくんもごめんねー」色の濃いメガネをかけているのは東條さんだ。「ここよりも向こうのほうがちょっと広いのよ。川遊びもできるし。スイカも冷やせるし」
【本編に続く…】
この作品は鈴木ケンタさんが小学6年生のときに実際に体験した話です。
ガールスカウトと子供会の合同キャンプでケンタさんは母親に無理やり参加させられました。ガールスカウトの中には学校で仲のいい女子もいました。他に年頃の男子はいません。
フェミニズムが浸透した地域のガールスカウトのママさんたちが支配権を持っている状況です。低学年男児たちだけが素っ裸で川遊びをしていました。ケンタさんも男児扱いなので、裸になることを命じられ……。
小説化するに当たって実際にインタビューをして性的虐待・性的イジメのお話を伺いました。鮮烈で熾烈で過酷なCFNM体験談をchubooが領域展開(妄想展開)をして脚色させていただきました。本作も女性の絵師さん参加で盛り上げて頂けます!
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