「移動ってどれくらいですか?」
「200メートルくらいじゃない? すぐ近くよ」
本当に、意外と近いな。わざわざベースキャンプを移動する必要なんてあるのか? しかし実際に歩き始めたら200メートル以上はあると思った。いや、けっこう距離あるぞ…。だいたい500メートルくらい移動したところで開けた場所に出る。ここが目的地か。
川幅が広くて水は透き通っていた。ゴツっとした大きな岩と背の高い木々が立ち並んでいる。比較的手つかずだが、何度かキャンプで使われている形跡があり、穴場って雰囲気だ。
「川幅が広いよねえ。こんな大きい川があるなんてパンフレットにも書いてなかったわよお?」
佐々木さんが大声で景色を褒めていた。
「こんなことなら水着もちゃんと持たせればよかったですねぇ」
東條さんが横でウンウンと頷いている。
「確かにこっちのロケーションのほうが最高ですよね」
ウチの母親が佐々木さんに話しかけていた。ヨイショする感じで笑顔で合わせてる。
「お、やっと来た。男子の癖に“ちんたら”荷物運んでさー」
マキちゃんがへへんっと嘲るように笑った。何かって言うと僕のことを目の敵にしているな…。特に今回のキャンプで年の近い男子は僕だけだから目に付きやすいらしい。普段の学校では目もくれないのに。
【本編に続く…】
この作品は鈴木ケンタさんが小学6年生のときに実際に体験した話です。
ガールスカウトと子供会の合同キャンプでケンタさんは母親に無理やり参加させられました。ガールスカウトの中には学校で仲のいい女子もいました。他に年頃の男子はいません。
フェミニズムが浸透した地域のガールスカウトのママさんたちが支配権を持っている状況です。低学年男児たちだけが素っ裸で川遊びをしていました。ケンタさんも男児扱いなので、裸になることを命じられ……。
小説化するに当たって実際にインタビューをして性的虐待・性的イジメのお話を伺いました。鮮烈で熾烈で過酷なCFNM体験談をchubooが領域展開(妄想展開)をして脚色させていただきました。本作も女性の絵師さん参加で盛り上げて頂けます!
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