「それじゃあねえ、まずはお母さんからお言葉があるそうです。どうぞ鈴木さん」
「はい、ありがとうございます」
あの女がふらりと歩いて、佐々木さんの代わりにみんなの前に立った。自動的に僕は嫌だけど横に立たされるかたちとなった。
「鈴木ケンタの母親でございます。この度は皆さんの夏のキャンプを台無しにしてしまい、本当に心からお詫び申し上げます。本当に本当に申し訳ございませんでした」
しおらしく女が頭を下げて、そいつは僕の頭を後ろから押さえつけ、一緒に頭を下げさせた。カシャリ、カシャリと音がする。写メを撮られているらしい。まるでリンチのように頭を下げさせる記者会見のようだ。
毒親が頭を上げる。
「本当ならすぐにでも下山して退場すべきところを、佐々木さんを始め、ガールスカウトの皆さんがこのバカ息子を矯正してくださるということで、本当に私も毎日困っておりましたから、本当に本当にありがとうございます」
リーダーも毒親も許可を出したのだ。これからみんなが僕をリンチすることに、お墨付きを与えたわけだ。これで僕のことを玩具扱いしても誰も咎めない。
「ケンタ! こっちきなさい!」
「ぁぁっ」
あの女に腕をぐいっと引っ張られた。右手がおちんちんから離れる。
【本編に続く…】
この作品は鈴木ケンタさんが小学6年生のときに実際に体験した話です。
ガールスカウトと子供会の合同キャンプでケンタさんは母親に無理やり参加させられました。ガールスカウトの中には学校で仲のいい女子もいました。他に年頃の男子はいません。
フェミニズムが浸透した地域のガールスカウトのママさんたちが支配権を持っている状況です。低学年男児たちだけが素っ裸で川遊びをしていました。ケンタさんも男児扱いなので、裸になることを命じられ……。
小説化するに当たって実際にインタビューをして性的虐待・性的イジメのお話を伺いました。鮮烈で熾烈で過酷なCFNM体験談をchubooが領域展開(妄想展開)をして脚色させていただきました。絵師のフジ子さん参加で盛り上げて頂けます!
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※現在新作構想のため休載中です!
※近い内に再始動したいと思っています!
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