僕は入れ替わりに岩場へと座って、やっと腰を落ち着けた。日はまだ高いし、お昼もまだまだだ。一仕事したら、なんだか腹が減ってきた。
「おーい、ケンタ。あんたも遊んでいいよ。川入りなよ」
リンちゃんたちと入れ替わりに小桜さんが歩いてきた。重要な井戸端会議が終わったようだ。
「あぁ、はい。…でもいいです。ちょっと休みます」
「子どもなんだから何を遠慮してんの? 遊びたいんでしょ? ほら裸になってあんたも飛び込みとかしーや?」
「ぃゃ…? はい… あとで…」
「ほら、あそこにジャンプ台みたいになってる岩あるでしょ。2メートルくらいだから子どもでも楽しめるよ? チビたち連れてってよ」
飛び込み台ぽい岩場ならある。あれのことか。
「バレーしよッ」
ヨーイチがバスタオルを取り去った状態で駆けてきた。両手にビーチボールを持っている。おちんちんが可愛くプラプラと揺れていた。
「川で遊ぶ気まんまんだな…」
「いーじゃん、川に入ってやりなよ。二人とも」
小桜さんが僕の背中を軽く叩いた。
ぽんっ
「んん…」
約束したわけだし、ちょっと遊ぶか…。でもさすがに全裸になるわけにはいかない。小桜さんの視線を感じつつ立ち上がってヨーイチの手を繋ぐ。
「ヨーイチは川に入って。俺は岩場の上でやるから」
小桜さんを無視するように二人で歩いた。
【本編に続く…】
この作品は鈴木ケンタさんが小学6年生のときに実際に体験した話です。
ガールスカウトと子供会の合同キャンプでケンタさんは母親に無理やり参加させられました。ガールスカウトの中には学校で仲のいい女子もいました。他に年頃の男子はいません。
フェミニズムが浸透した地域のガールスカウトのママさんたちが支配権を持っている状況です。低学年男児たちだけが素っ裸で川遊びをしていました。ケンタさんも男児扱いなので、裸になることを命じられ……。
小説化するに当たって実際にインタビューをして性的虐待・性的イジメのお話を伺いました。鮮烈で熾烈で過酷なCFNM体験談をchubooが領域展開(妄想展開)をして脚色させていただきました。絵師のフジ子さん参加で盛り上げて頂けます!
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※現在新作構想のため休載中です!
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