「わっかりましたー。任せてください。それじゃ、こういうことは年長の子に教えたほうがいいから… タオちゃん、カノちゃん。二人は一緒に来てくれる?」
「あ、はいっ」
「ハーイ」
中学生コンビの二人は怖がることもなく、元気に付いてきた。
そしてキャンプの楽しみとも言える夕方の時間が始まった。ガールスカウトのみんなは佐々木さんの指示の下、テキパキと動いて野菜を洗ったり切ったりするグループと、火熾し体験グループに別れた。当初の予定通り、キャンプというものを一頻り愉しんでいた。
僕のことを無視して、まるで先程の一件がなかったことになっているかのようだ。リンちゃんは無理して笑っているようにも見えた。他の子たちもショックを受けながらも、せっかくのキャンプを楽しもうとしているみたい。
そんな喧騒の奥で僕は罰として裸で吊るされることになっていた。
「ではまず、この専用の縄をこうして手首に巻いて、ガチガチに縛っちゃうね。メモは取らなくてもすぐに覚えられるから」
「はいっ」
タオちゃんから逃げられないように僕は髪の毛を掴まれたまま緊縛が始まった。小桜さんは手際がいい。中学生の二人に伝授するために、ゆっくりと説明しながら僕を縛っていく。
【本編に続く…】
この作品は鈴木ケンタさんが小学6年生のときに実際に体験した話です。
ガールスカウトと子供会の合同キャンプでケンタさんは母親に無理やり参加させられました。ガールスカウトの中には学校で仲のいい女子もいました。他に年頃の男子はいません。
フェミニズムが浸透した地域のガールスカウトのママさんたちが支配権を持っている状況です。低学年男児たちだけが素っ裸で川遊びをしていました。ケンタさんも男児扱いなので、裸になることを命じられ……。
小説化するに当たって実際にインタビューをして性的虐待・性的イジメのお話を伺いました。鮮烈で熾烈で過酷なCFNM体験談をchubooが領域展開(妄想展開)をして脚色させていただきました。絵師のフジ子さん参加で盛り上げて頂けます!
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※現在新作構想のため休載中です!
※近い内に再始動したいと思っています!
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