「どうしたんですか…? え、やだ…」
「ひぇっ!? ちんちんが大っきくなってる??」
「うわ…」
「めちゃヤバい」
S5の女子四人組もいつの間にか集まってきていた。
僕の周りはキャンプ場に居たガールスカウトのメンバー全員と鈴木キョウコに取り囲まれている。完全包囲だ。
最後方でことの成り行きを見守っているだけのヨーイチたち。
「大丈夫? 怪我してない?」
サヨリちゃんたちは東條さんとS5の四人組が介抱し始めた。
「ケンタくん? ちょっと説明してもらおうか」
カバの妖怪、いや佐々木さんが僕の正面に回った。
「ひ… ひ…」
びくびくと僕は縮み上がっていた。
「説明できないのかしらあ?」
唄うように問い詰めてくる。
「ひ…」
反論できるだけの冷静さは今の僕にはなかった。
「リンちゃん大丈夫ぅ??」
カヨちゃんがリンちゃんの肩を抱いていた。
「ひっ… ひっ… ひく」
リンちゃんは泣いているようだった。
「!?」
泣きたいのはこっちなのに…。なんで彼女が泣いているんだ?
「ねえ、やっぱりあのパンツって…」
カヨちゃんの問いかけにリンちゃんはこくんと頷く。マキちゃんは振り向いてその様子を見ていた。やがて決意したように向き直って叫んだ。
「ケンタがこの子のパンツを盗んだんです!」
【本編に続く…】
この作品は鈴木ケンタさんが小学6年生のときに実際に体験した話です。
ガールスカウトと子供会の合同キャンプでケンタさんは母親に無理やり参加させられました。ガールスカウトの中には学校で仲のいい女子もいました。他に年頃の男子はいません。
フェミニズムが浸透した地域のガールスカウトのママさんたちが支配権を持っている状況です。低学年男児たちだけが素っ裸で川遊びをしていました。ケンタさんも男児扱いなので、裸になることを命じられ……。
小説化するに当たって実際にインタビューをして性的虐待・性的イジメのお話を伺いました。鮮烈で熾烈で過酷なCFNM体験談をchubooが領域展開(妄想展開)をして脚色させていただきました。絵師のフジ子さん参加で盛り上げて頂けます!
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※現在新作構想のため休載中です!
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